聞き方から考える話し方。1日1つの法則を覚えて、話し上手になろう、という連載です。1,500本以上のインタビューで聞き手がしてきたことを、19の法則にまとめました。
順番は、話すときにやる順です。まず、その場にいて、楽しみ方を決める。相手の話を伸ばして、広げる。つまずいたら、直す。
19の法則
- 法則1 間を楽しむ:自分でも、相手でもなく、二人のあいだにあるテーマに、心の焦点を当てる。
- 法則2 その場にいる:話しかけられる距離にいないと、話はできない。だから、まず、その場にいる。
- 法則3 目的より、まず楽しむ:目的に引っ張られると、楽しむことに頭を使えない。目的より、まず、その場を楽しむ。
- 法則4 伸ばす:次の質問は、相手の言葉をひとつ拾って、「〇〇?」と返す。
- 法則5 広げる:話がひと区切りしたら、まったく新しい話題ではなく、時間を先へずらして「その後は?」。
- 法則6 4つの方向で聞く:質問に迷ったら、いま・気持ち・きっかけ・これからの、空いている方向にひとつ聞く。
- 法則7 決めつけない:相手の答えを、質問で先に決めない。「楽しかったですか?」ではなく、「どうでしたか?」と聞く。
- 法則8 「わかる」の代わりに「というと?」:相手の言葉が先、自分の理解は後。「わかる」と言いたくなったら、「というと?」と聞く。
- 法則9 待つ:沈黙は、相手が考えている時間。埋めずに、待つ。
- 法則10 知らない話は、教えてもらう:知らない話は、「教えてください」と言い、自分の知っているものと引き合わせて聞く。
- 法則11 素直に言う:話したい気持ちは、へどもどせずに、そのままストレートに言う。
- 法則12 引き算で聞く:足さずに、引く。アドバイス・感想・思い出話・共感の表明・まとめの五つを、やめる。
- 法則13 共感しなくていい:共感の言葉で受けずに、感情・事実・時間軸の質問で受ける。
- 法則14 平らに聴く:関心は全開のまま、同調だけを切る。相手の感情は受け取るが、自分の身体で鳴らさない。
- 法則15 アドバイスを質問に変える:言いたくなったアドバイスは、質問の形に作り替えて、相手に渡す。教える人から、聞く人へ。
- 法則16 輪郭だけ確かめる:聞きにくいことは、中身に踏み込む前に輪郭を確かめ、答えの範囲は相手に任せる。
- 法則17 話すと聞くを区切る:話すと聞くを混ぜず、数分間、どちらかの役に徹する。
- 法則18 欲に名前を付ける:孤独は話欲の飢え、SNS疲れは聞欲の飢え。欲に名前を付けると、足りないものが見える。
- 法則19 家族には、初対面の聞き手になる:家族のままで聞こうとせず、数分だけ、初対面の聞き手になる。
場面ごとのお悩み相談
- 職場の会話のお悩み相談:上司と二人きりで話が続かない、昼休みの雑談に入れない
無名人インタビューについて
無名人インタビューは、2020年から続く一般の方へのインタビュー活動です。16人の制作メンバーが年間約400本、これまでに1,500本以上のインタビューを記事にしてきました。この記事の引用はすべて公開済みのインタビュー記事からのものです。
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聞くことは愛すること。
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