無名人時計主宰の書斎
COLUMN

法則2 その場にいる|雑談の輪に入れないときは、まず話しかけられる距離にいる

職場の昼休み。みんなが雑談しているのに、自分は何も言えない。話を振られても、「そうなんですね」で終わってしまう。

そのうち、居心地が悪くなって、昼休みは外に出るようになる。輪に入りたいのに、輪から遠ざかっていく。

聞き方から考える話し方。法則2は、話す前の、いちばん手前の話です。

法則2 その場にいる

話しかけられる距離にいないと、話はできない。だから、まず、その場にいる。

たとえば、こんな場面です。

転職して3か月。昼休みは、同じ部署の5人が休憩室でお弁当を食べながら雑談している。話題は、前からいる人たちの思い出話や、社内の誰かの噂。聞いているだけで、自分からは何も言えない。最近は、昼休みになると外に出て、一人で食べるようになった。仕事の相談もしにくくなってきている。

聞き方から考える話し方 法則2 その場にいる。話しかけられる距離にいないと、話はできない。だから、まず、その場にいる。× 外に出て、一人で食べる ○ 輪の近くで、食べる

いなくなったら、話せない

いちばん大事なのは、話しかけられる距離にいないと、話はできない、ということです。

いなくなってしまったら、話せません。だから、その場にいるようにしましょう。

話を振られたら、そこがチャンス

話を振られているなら、話す機会があるということです。そこから、コミュニケーションしていくのがいいと思います。

話を振られるというのは、お互いに、どう話したらいいか分からない状態なんです。自分がそう思っているということは、相手もそう思っています。「どう輪に入ればいいんだろう」と思っている人がいて、「どう輪に入れたらいいんだろう」と思っている人がいる。

「そうなんですね」で終わらせない

せっかく話を振られたのに、「そうなんですね」で終わらせないことです。

そのあと何を言えばいいかは、ほかの法則で見ていきます。

まとめ

法則2 その場にいる

話しかけられる距離にいないと、話はできない。だから、まず、その場にいる。

次の法則は、その場で、何を考えながら話すかです。


無名人インタビューについて

無名人インタビューは、2020年から続く一般の方へのインタビュー活動です。16人の制作メンバーが年間約400本、これまでに1,500本以上のインタビューを記事にしてきました。この記事の引用はすべて公開済みのインタビュー記事からのものです。

聞くことは愛すること。

公開

栗林康弘

このコラムを書いた人

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長/パーソナルコーチ

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872本のインタビューを聞き、423本を編集。いまは自分を含む16人の制作メンバーで年間約400本のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500本以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(「聞いた」「編集した」は2026年6月30日、チームの本数は2026年8月1日時点)

栗林康弘のプロフィール →
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