無名人時計主宰の書斎
COLUMN

法則3 目的より、まず楽しむ|職場の人と仲良くなりたいのに、雑談がうまくいかないとき

職場の人と仲良くなりたい。仕事で困ったときに、相談できる人がほしい。だから、雑談をがんばる。

がんばっているのに、なぜか会話がうまくいかない。話しているあいだじゅう、頭の中が忙しい。

聞き方から考える話し方。法則3は、話しているときの、頭の使い方です。

法則3 目的より、まず楽しむ

目的に引っ張られると、楽しむことに頭を使えない。目的より、まず、その場を楽しむ。

たとえば、こんな場面です。

転職して3か月。昼休みは、同じ部署の5人が休憩室でお弁当を食べながら雑談している。どうしても解決したいのは、この職場で浮かずに続けていくこと。雑談の輪に入って、困ったときに相談できる人を作りたい。

聞き方から考える話し方 法則3 目的より、まず楽しむ。目的に引っ張られると、楽しむことに頭を使えない。目的より、まず、その場を楽しむ。× あとで楽になるように話す ○ まず、この場を楽しむ

目的は、当然ある

職場の人と仕事の相談ができるようになりたい、という目的は、当然あると思います。目的を達成するように会話をすることも、やろうと思えばできます。

でも、大事なのは、会話を楽しむことです。

目的に引っ張られると、余計なことを考える

目的を達成しようとすると、こんなことを考えてしまいます。

  • これがうまくいけば、あとで楽になるだろう
  • 変なことを言ったら、うまくいかないだろう

余計なことを考えると、頭を全力で楽しむことに使えません。楽しむことに集中できないので、楽しむためのアイデアも出にくくなります。

まず、その場を楽しくする

まずは、その場を楽しくする。自分も楽しむし、相手も楽しむし、その場全体が楽しめるような考え方をすると、わりとスムーズにいくと思います。

だから、話すことに集中する。目的を持つのは大事なんだけれども、それに引っ張られすぎてもよくない、ということです。

楽しむのは、自分でもない、相手でもない、その間にあるテーマです。くわしくは、法則1 間を楽しむに書きました。

まとめ

法則3 目的より、まず楽しむ

目的に引っ張られると、楽しむことに頭を使えない。目的より、まず、その場を楽しむ。

次の法則からは、楽しむための、具体的な話し方に入ります。


無名人インタビューについて

無名人インタビューは、2020年から続く一般の方へのインタビュー活動です。16人の制作メンバーが年間約400本、これまでに1,500本以上のインタビューを記事にしてきました。この記事の引用はすべて公開済みのインタビュー記事からのものです。

聞くことは愛すること。

公開

栗林康弘

このコラムを書いた人

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長/パーソナルコーチ

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872本のインタビューを聞き、423本を編集。いまは自分を含む16人の制作メンバーで年間約400本のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500本以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(「聞いた」「編集した」は2026年6月30日、チームの本数は2026年8月1日時点)

栗林康弘のプロフィール →
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