
書くことは、呼吸のように——九年ぶり、AIと二人三脚で書く現代ファンタジー|文学フリマインタビュー
「皆さん、呼吸するでしょ?私もしますよ」ぐらいのことしか意識がなくて、書くことに関して何も特別な意識がないんですよ。
現在
コロナ禍のオンライン同人イベントや、AIが書いた小説に「私ならこう書く」と対抗したことをきっかけに筆を執り直し、約9年ぶりに文学フリマへ参加する。現代日本を舞台にしたローファンタジー作品『ダンジョンに入れないダンジョンマスター』を、AIを叩き台にしながら書き上げ、震災など重い題材も交えた自身らしい作品づくりを続けている。
過去
1999年頃から同人ソフトのシナリオライター・プランナーとして創作を始め、知人の文芸誌への寄稿をきっかけに小説を書くようになった。2009〜2010年には「下品短歌」という遊びをまとめた同人誌を自ら企画・制作し、その後も小説を発表していたが、2016年に敬愛するミュージシャンが急逝したことで執筆できなくなり、2017年を最後に同人誌活動を一旦休止した。
2016年に推しのミュージシャンが死んで、「え?」って思うぐらい自分でも小説書けなくなっちゃって。
未来
今回の文学フリマでは初参加も同然の気持ちで、5冊売れれば十分と控えめな目標を掲げている。執筆を「呼吸のようなもの」と捉え、これからも特別な意識を持たず自然体で書き続けたいと考えており、読者にも気軽に書いてみることを勧めている。
せっかくだから、呼吸ができるんだったら、なんか書いてみませんか、っていう、それぐらいですね。
公開
聞き手:qbc

