
読みたい本がないから書く――夜の世界に立つフリーランスバーテンダー|文学フリマインタビュー
必要だからというか――まあ、必要だからやってるみたいな感覚で、読みたい本がないから書いてるみたいなところはありますね。読みたいものがないから書いてる。
現在
フリーランスのバーテンダーとして働きながら、10年続けてきた同人作家としての活動の節目に、初めて18禁の新刊『クラブサーペント』を文学フリマで発表している。書くこと自体を楽しいとは感じておらず、あくまで自分が読みたいものが世の中にないから書くという姿勢を貫いている。バーで働く中で出会うお客との会話から作品のヒントを得ている。
過去
幼い頃から本の虫で、高校時代にノベルゲーム制作部でシナリオを書いたことをきっかけに、大学生の頃に初めて同人誌を出した。青春もの、ホラー、ミステリーなど様々なジャンルを書いてきたが、次第にバーを舞台にした小説に落ち着いていった。バー通いが好きだったことと、バーを描く小説がほとんど存在しないことに気づいたのが執筆の理由になった。
もともと普通に小説が本当に好きで、ずっと本の虫でやってたんですけど、高校の頃にノベルゲームのシナリオを書いたのをきっかけにして、大学生の頃に初めて同人誌を出したみたいな感じですね。
未来
既刊シリーズ『BARエリンジューム』のエピソードゼロとして、お店を開く前の修行時代を自身の経験を交えて描きたいと考えている。書くことはあくまで目的ではなく手段であるとし、読みたいものが自分の中にしかないなら謙遜せずに筆を取ればいいと、これから書きたい人に向けてメッセージを送っている。
BARエリンジュームシリーズのエピソードゼロを書きたいなって思ってまして。
公開
聞き手:qbc

