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読みたい本がないから書く――夜の世界に立つフリーランスバーテンダー|文学フリマインタビュー

読みたい本がないから書く――夜の世界に立つフリーランスバーテンダー|文学フリマインタビュー

伊藤三時 接客・サービス 2026年
必要だからというか――まあ、必要だからやってるみたいな感覚で、読みたい本がないから書いてるみたいなところはありますね。読みたいものがないから書いてる。

現在

フリーランスのバーテンダーとして働きながら、10年続けてきた同人作家としての活動の節目に、初めて18禁の新刊『クラブサーペント』を文学フリマで発表している。書くこと自体を楽しいとは感じておらず、あくまで自分が読みたいものが世の中にないから書くという姿勢を貫いている。バーで働く中で出会うお客との会話から作品のヒントを得ている。

過去

幼い頃から本の虫で、高校時代にノベルゲーム制作部でシナリオを書いたことをきっかけに、大学生の頃に初めて同人誌を出した。青春もの、ホラー、ミステリーなど様々なジャンルを書いてきたが、次第にバーを舞台にした小説に落ち着いていった。バー通いが好きだったことと、バーを描く小説がほとんど存在しないことに気づいたのが執筆の理由になった。

もともと普通に小説が本当に好きで、ずっと本の虫でやってたんですけど、高校の頃にノベルゲームのシナリオを書いたのをきっかけにして、大学生の頃に初めて同人誌を出したみたいな感じですね。

未来

既刊シリーズ『BARエリンジューム』のエピソードゼロとして、お店を開く前の修行時代を自身の経験を交えて描きたいと考えている。書くことはあくまで目的ではなく手段であるとし、読みたいものが自分の中にしかないなら謙遜せずに筆を取ればいいと、これから書きたい人に向けてメッセージを送っている。

BARエリンジュームシリーズのエピソードゼロを書きたいなって思ってまして。
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公開

聞き手:qbc

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長/パーソナルコーチ

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872本のインタビューを聞き、423本を編集。いまは自分を含む16人の制作メンバーで年間約400本のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500本以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(「聞いた」「編集した」は2026年6月30日、チームの本数は2026年8月1日時点)

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