
写真と人インタビュー Rulu-008 2023/12/20
すごく当たり前なんですけど、私以外の人たちにもやっぱ1人1人、その人自身にとって責任のある人生っていうのが、当然あるわけで。
現在
「写真と人」プロジェクトとして、snsで一般人を募集し撮影する活動を継続中。今回8回目のインタビューで、写真集のためのダミーブックを3パターン作成中(1つ目完成、2つ目はフィルム中心)。12月9日に10年以上の友人を7年ぶりに撮影、選挙ポスターを背景にした写真や橋の上の冬の光で「今日のハイライト」を撮影。インタビュー時点で2024年から1人の人を1年間継続撮影することも決まり、関係性が長い被写体との新たな試みに踏み出している。
過去
2010-11年頃に経営していたドレスショップの商品撮影のためにカメラを購入し、すぐにマネキンに飽きて人間撮影に転じた。福岡時代から知る10年以上の友人モデルとはその時に出会い、何度も撮影してきた。彼女が東京に移り、その後本人も看護師時代を経て東京に引っ越して再会。当時の彼女は「写真撮ってもらわないと死んじゃう」ほど切迫した被写体で、自分も他人の存在を「npc」として認識する自閉傾向があった。mixiの写真コミュニティで被写体を募集していた時代。
私、自分のお母さんも、母親っていうnpcだと、ちっちゃい頃思ってました。
未来
1年間1人を継続撮影することと、snsでの一期一会の撮影を並行して試す。10年前の被写体が「写真がないと死ねない」状態から「なくても穏やかに生きられる」に変化したように、今撮っている被写体たちも10年後の姿を考えながら撮りたい。撮影後にやりっぱなしにせず「人の人生」の解像度を上げる行為として、写真と対話を続けていく。ヌード・廃墟・冬の滝など過酷な撮影をしたがる被写体の心理を引き続き追求していく。
両方試してみるっていうのもあるし。わからないから。

