無名人時計
写真と人 rumica kaji-013 2024/06/26

写真と人 rumica kaji-013 2024/06/26

クリエイティブ 2024年
髪の毛の中からもパンツの中からも砂が出てくるぐらいには、全身海水と砂だらけになりましたね。

現在

2024年6月14日、神奈川県七里ヶ浜にて空風ナギさんとの2回目の撮影を実施。海に入るため防水・防塵のオリンパスtg-6をレンタルし、いつものモノクロではなく初期設定のカラーのまま撮影を試みた。被写体と一緒に全身海水と砂だらけになり、同じ波・同じ石・同じ温度を体感したことで、被写体側にも信頼と解放感が生まれ、笑顔やダイナミックな動きという従来にない表情が引き出された。撮影後は堤防で鳩を眺め、最寄駅の「立ち入り禁止」の青い柵を撮ったが、それは崩れた自分側のガードを整える行為だったかもしれないと振り返る。

過去

福岡出身のカメラマン。snsで募集した無名の人たちを撮影するプロジェクトを2023年から続け、「写真と人」連続インタビューは月1回ペースで本回が13回目。基本的にモノクロでしか撮らず、撮影者と被写体の間に生まれる「ゆらぎ」を中心テーマとしてきた。これまでに新宿歌舞伎町でのハードな撮影、部屋での撮影、写真集ダミーブック制作、塩竃フォトフェスティバル、グループ展、kyotographie関連、京都撮影など多様なシーンを経験してきた。

基本的にモノクロでしか撮らないんですけど。

未来

「写真と人」プロジェクトは私小説的な閉じた空気からオープンで風通しの良い関係性へと変化してきている自覚があり、その流れに素直に従っていく方針。被写体との関係性、コミュニケーション、その場で即興的に生まれるもの全てを大切にしながら、これからも撮り続ける。良い悪いを判断するより「素直でいいんじゃないですかね」という構えで、その時々の気持ちが写真に反映されることを願っている。

素直でいいんじゃないですかねみたいな。そのときそのときのことが素直に反映されていけば、いいのかなと思います。
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栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

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