
写真と人 Rulu-009 2024/01/24
やってることはすごいささやかなことを細々やってるみたいな感覚、でもそれが、やっぱり自分を振り返ることになったり。
現在
フォトプロジェクトのダミーブックを手帳サイズで製本中。参加者から「公開してもいい手紙」を曖昧なお願いとして集め、本に組み込む実験を続けている。コロナ禍に行われていたという「zoom撮影」を体験として試行。撮影した男性が1ヶ月後に亡くなり、記録の意義を改めて感じた。
過去
父親が小さい時に出ていって、母親の再婚で父親の写真は家族アルバムから外されていった。父の存在のリアリティを写真の中に持てなかったことが、現在の写真への執着の原点になっている。コロナ禍の時期は看護師として病院で働いていた。
父の記憶って、すごく、何だろう、そんなにはっきりはしてないので。
未来
ダミーブックは10〜20冊を手作りで販売、または手に取りやすい価格帯のオンデマンド印刷版も検討。aiで何でも捏造できる時代に、その人の痕跡・実在性が伝わる素材を集め続けたい。作品としての完成度ではなく「記録した、残した」ことそのものに価値を見出し続ける。
作品としてどうこうしていくのはやっぱり難しいかもしれないけど、記録した、残したっていうことに対する何かが、自分の中にあるんですよね。

