
写真と人 rumica kaji-012 2024/05/29
自分の中で答えが出てない、とりあえず何か保留にされてるようなことって、いっぱいあるじゃないですか。
現在
2024年5月時点で京橋のうちばやしゼミ成果展(11人、1mちょっとの壁面)を開催中で、看護学者ヒルデガード・ペプロウの著書を参考に、本+ガラス越しの中判ネガフィルム+椅子+クッションという、鑑賞者の身体性を引き出すミニマルな構成にした。5月は福岡帰省ついでにkyotographieを見て京都で2人撮影(夜の公園・始発の西院など)。被写体を東京中心から京都に広げても『撮るものは大きく変わらない』ことを再確認した。7月の初個展に向けて、タイトル『sugar for the pill』(スロウダイヴ曲名)が決まり、女性たちのペルソナという解釈を込めた。
過去
連続インタビュー前回までで語られた、福岡時代の整然額装グループ展、6〜7年のブランクを経た2022年10月の制作再開、塩竃フォトフェスティバルや4月の目黒区民ギャラリーグループ展に続く文脈。元々金村修ワークショップ、大和田良ゼミに通い、今回(12回目)で語られる打林俊さんのうちばやしゼミ(写真史家による9ヶ月座学+講評+成果展)にも参加。看護師としての本業を持ちながら、女性たちのペルソナや関係性をテーマに被写体募集型の継続的フォトプロジェクトを進めてきた。
ずっと私はもう、何だろう、ゼミそれぞれに違うことをやるっていうよりかは、1個だけ、その今やってるプロジェクトのこと、本筋はもう全部それなので。
未来
7月の初個展(神保町the white、3週間の長期会期)に向けて、過去全員の被写体から写真をセレクトし、コラージュ・ペイント・グリッド配置を行きつ戻りつしながら『紆余曲折したあげく結局シンプルになるかも』という気持ちで構成を詰めていく。1枚ずつ大きく伸ばし、ペイント書き込みは一発書きの予定。失敗したら再発注の余裕も読みつつ進める。個展は個人空間なので来場者ががっかりして帰ったらどうしようと不安もあるが、胸を張って人を招ける準備を進めたい。今後は生粋の京都人など、京都の解像度を上げる撮影も継続したい。
胸を張ってみんなに来てくださいって言えるように、頑張らないといけないんですね。

