無名人時計
死ぬことを最近考えていた人

死ぬことを最近考えていた人

山根 30代・女・無職・主婦 2024年
なんか、どうしよう、何しよう、今後どうしようみたいな。本当に天井とか見たり壁見ながら、考えてますね

現在

鬱で退職して2年、実家で座椅子に座り天井を見つめる日々。睡眠導入剤が効かず起床時間はランダム。躁状態のとき十数年ぶりに絵を描き始め、海外からのコメントに小さな喜びを感じた。死の準備を具体的に進めていたが、「もう少し抗おう」と新しい病院を探し始めている。友人はゼロ、父が常に怒鳴る実家で消耗している。

過去

物心ついた頃から極度の人見知りで、親の後ろに隠れて泣く子供だった。小4からいじめが始まり、小6で人間関係を全て切断。中学は数日で不登校になり、先生に「問題視されている2人」と本人の前で言われたことで完全に行かなくなり、卒業証書だけ受け取った。家族には夢を否定され続け、中卒で食品工場に就職。以後スーパーの惣菜・精肉で働いてきた。

先生とか大人たちからの見られ方が聞こえちゃったから、あ、もう駄目だと思って

未来

死が未来だと認識しており、数日後・1週間後の予定があるからそこまでは生きるという状態。一方で、幼い頃から絵を描いて感情を発露していた自分を思い出し、もの作りをして過ごせたら幸せかもしれないという微かな願いも持っている。

別にそれは絵じゃなくても、今は本当に何でもいいんですけど、それで過ごせたらきっと幸せなのかな〜とは思いますね
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公開

聞き手:くじら

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

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