
写真と人 インタビュー Rulu-005 2023/09/26
実際に、すごい美しかったんですよね、光景が。
現在
同じモデルの2回目の撮影で、埃っぽい倉庫を舞台に死生観をテーマに花とヌードを撮影した。モデルから花を手渡された瞬間、思わず受け取ってしまい、これまでの「介入しない」スタイルを崩した。関係を重ねたことで被写体がより人間的な表情を見せるようになり、撮る側と撮られる側が対等な関係に近づいたと感じている。
過去
福岡出身。周りの目を気にする土地柄で育ち、東京に出てからSNSでモデルを募り撮影する活動を続けてきた。5、6年撮り続けている相手もいるが、関係性を意識せず場当たり的に撮っていた時期が長く、写真そのものは大きく変化しなかった。以前は綺麗に撮らないことにこだわり、被写体に介入しないよう距離を保つスタイルを貫いていた。
今思えば、1回目は、自分の作品を作るから、みたいな感じで、理性的に考えてる部分がありました。
未来
綺麗に撮ることや強い感情を引き出すことにこだわり続けるのではなく、被写体をそのまま信じて撮ってみてもいいのではと考え始めている。1回目と2回目を見比べたときに時間の経過や関係性の変化を感じてもらえるような、記録性のある写真を撮り続けたいと考えている。
その関係性が、少し変わっていたりとか、そういう変化も全部ひっくるめて、人間らしいといいなと思いますね。
公開
聞き手:qbc

