
写真と人インタビュー Rulu-004 2023/09/13
相手の存在に対する尊さを今は感じています。
現在
被写体の自宅に赴き、その人にとってニュートラルな場所で撮影することで、社会的な取り繕いが溶けて「ゆらぎ」が生まれる瞬間を捉える写真家として活動している。かつては相手の話を聞かず自分の感情をぶつけるような撮り方をしていたが、今は相手を傾聴し、その存在の尊さを感じながら撮ることに変わってきている。自分が無意識に撮ってしまうモチーフ(顔を隠す構図、人の痕跡など)に向き合っている。
過去
小学生の頃、母についていき父の家に置き去りにされたが、何度も父の家に通い父の気配に安らぎを覚えていたところ、ある日その気配が消えていたことに取り返しのつかない絶望を感じた。10年以上前、精神科で自由連想法に近いカウンセリングを受け、感情を言葉にできない苦しさの中で、自分のために写真を撮って負の感情を投影・可視化する練習をしていた。
小学生のころ父だけを置き去りに、家を出た母についていったが、何度も父の家に通い、父が存在している気配を感じて安らぎ。それが或る日、当然消失して人の気配の消えた家になっていたときの取り返しのないような絶望感。
未来
自宅での撮影はまだ回数が少ないため、これからもっと増やしていきたいと考えている。自分でも気づいていない無意識の傾向を、他者からの指摘やフィードバックを通じて探り続けたいという姿勢を持っている。
できれば自宅での撮影というのも、まだ回数すくないので、増やしていきたい
公開
聞き手:qbc

