無名人時計
写真と人インタビュー Rulu-004 2023/09/13

写真と人インタビュー Rulu-004 2023/09/13

Rulu クリエイティブ 2023年
相手の存在に対する尊さを今は感じています。

現在

被写体の自宅に赴き、その人にとってニュートラルな場所で撮影することで、社会的な取り繕いが溶けて「ゆらぎ」が生まれる瞬間を捉える写真家として活動している。かつては相手の話を聞かず自分の感情をぶつけるような撮り方をしていたが、今は相手を傾聴し、その存在の尊さを感じながら撮ることに変わってきている。自分が無意識に撮ってしまうモチーフ(顔を隠す構図、人の痕跡など)に向き合っている。

過去

小学生の頃、母についていき父の家に置き去りにされたが、何度も父の家に通い父の気配に安らぎを覚えていたところ、ある日その気配が消えていたことに取り返しのつかない絶望を感じた。10年以上前、精神科で自由連想法に近いカウンセリングを受け、感情を言葉にできない苦しさの中で、自分のために写真を撮って負の感情を投影・可視化する練習をしていた。

小学生のころ父だけを置き去りに、家を出た母についていったが、何度も父の家に通い、父が存在している気配を感じて安らぎ。それが或る日、当然消失して人の気配の消えた家になっていたときの取り返しのないような絶望感。

未来

自宅での撮影はまだ回数が少ないため、これからもっと増やしていきたいと考えている。自分でも気づいていない無意識の傾向を、他者からの指摘やフィードバックを通じて探り続けたいという姿勢を持っている。

できれば自宅での撮影というのも、まだ回数すくないので、増やしていきたい
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公開

聞き手:qbc

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長/パーソナルコーチ

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872本のインタビューを聞き、423本を編集。いまは自分を含む16人の制作メンバーで年間約400本のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500本以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(「聞いた」「編集した」は2026年6月30日、チームの本数は2026年8月1日時点)

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