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子供が発達障害でもしかしたら私も発達障害なのかなと思った人

子供が発達障害でもしかしたら私も発達障害なのかなと思った人

なずなはな 41歳・学生 2023年
発達障害民俗学
職場で人付き合いしなきゃいけないのが、すごい苦痛だったんだなっていうのが、フリーランスやってすごいわかりました。

現在

40代前半。20年近く事務系のパートで人付き合いに悩み続けた末、30代の終わり頃に職場での大きなミスを契機にメンタルを崩して退職、長く引きこもった。1年前からフリーランスのライターに転身し、書くことが好きな性分にフィットして「人付き合いの苦痛がなくなった」と実感している。完全在宅で、小学生の子の登校〜帰宅の間に執筆。30代後半からbl二次創作の同人誌活動も。30代の同棲を経て20代後半で結婚した夫は我慢強く、説明上手で楽しい相手。自分のキャパシティの小ささに最近気づいた。

過去

3歳上の姉の後をついて回って育ったが、引っ込み思案で同世代の同調圧力に乗れない少女期だった。小学低学年で男子の上履きを隠す遊びを「過剰反応を楽しむ動機」と冷静に見抜き乗らないタイプ。中学校では集団行動への嫌悪感を持ちつつ、いじめも経験。高校では文芸部のカリスマ部員に利用される側に。母が過保護で甘やかされ「女の子はこうでなきゃ」と育てられたため、家を出たい願望を持ち続けた。文学部で日本文学・古典・哲学・民俗学を学び、お雑煮の餅の形が東西で違うような伝承の伝播に魅了された。

集団行動を無理やりさせられた「学校」という場がずっと苦手でした。

未来

死ぬのが昔から怖く、何十年先のことは想像できないが、ライターをしながら一次創作の小説を書きたい。メンタルを崩してから創作自体が難しくなっていたが、再開を目指している。子供への「こうあるべきだ」の押し付けを少なくしていきたい。社会に対応する最低限の術が身についていれば、あとは自由でいい。最近大人向けの知能検査を受け、得意(視覚)と苦手(数字)を知ったことを、自分が発達障害かもしれないと悩む人にも勧めたい。レッテル貼りではなく、これからの生き方を決める手掛かりとして。

その人ができることを、その人なりの方法で、うまくこの世を生きていくしかないんだなっていうのがわかってきた感じがします。
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公開

聞き手:qbc

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

栗林康弘のプロフィール →