無名人時計
もうすぐ死ぬと思ってる人

もうすぐ死ぬと思ってる人

三宅元貴 50代・男・クリエイティブ 2025年
生きづらさ作曲家民族音楽協調性なし独自様式
突然旋律が思い浮かぶ感じです。それをノートに書き留めて作るっていう感じですね。

現在

52歳の現在は一般会社員として働かず「皆様のお世話になって」生活しながら、pc上のdtmで独自の民族音楽混合作品を生み出し続けている。2021年頃からyoutubeチャンネルとx(旧twitter)に発表を始め、4年間で約90曲を公開したが再生回数はごく僅か。「思いついた旋律をどうしても作りたくなる」衝動に従い、誰の感情を狙うわけでもなく独自様式そのものを聴いてほしいという姿勢で、ヤマハ式の自筆五線譜から独自楽譜システムまで遍歴を重ねた創作の到達点を毎週紡いでいる。

過去

1972年生まれ、小学校中学年からヤマハのエレクトーン教室で学び、15歳頃から自作の歌謡曲調の作曲を始めた。100作で作品番号を断念し以後は年月日で曲を管理。20歳前後に民族音楽ブームに触れて作風を一変させ、nhk-fmの三味線音楽、兵庫教育大学・水野信男先生のもとでのトルコ・アラブ音楽、東南アジアのガムラン音楽グループ参加などを経て、西洋・日本・インドネシア・トルコを混合する独自様式を確立した。ダスキン倉庫やウイルスバスターのコールセンター、システムエンジニアなど短期的な仕事を転々としつつ作曲を続けた。

もともと子供の頃から協調性がなかったので、あんまりそもそも会社員向きの人間ではなかったので、もうこれは会社員としてやっていくのは無理かなというような感じだったんですね。

未来

「あと10年もしないうちに死ぬ」と感じており、これまで発表してこなかった膨大な眠っている曲を、できるだけ多くyoutubeにアップロードして残したいと考えている。生成aiで自分のような民族音楽混合作品が簡単に作られる時代が来れば、それも使うだろうし、結果として誰かに聴かれることはほぼないと信じている。それでも1再生・1人にでも聴いてもらえれば嬉しいという最低限の願いを抱き、独自性そのものを後世にアーカイブとして残すことを未来の主題に据えている。

あと10年もしないうちに死ぬかなと思ってるんですけど。
全文を note で読む

公開

聞き手:qbc

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

栗林康弘のプロフィール →