無名人時計
死ぬまでこの仕事をやってたいって人

死ぬまでこの仕事をやってたいって人

しのこ 30代・女・クリエイティブ 2025年
フリーランス生きづらさキャリアチェンジウェブデザイナーデザイン業界
仕事に向き合ってるときが一番、集中して夢中になってるなって感じがします。

現在

フリーランス転向5年目のwebデザイナーとして、saasサービスサイトからスポーツ代理店、地元商店のポップまで幅広く制作している。経理に強い夫の支えで独立を決断し、想定以上に仕事を得て講師業やイラスト販売、デザフェス出展まで活動を広げている。お客様と最初に話したときの不安げな顔がどんどん晴れていく瞬間を最大のやりがいとし、納品数か月後にエンドユーザーの反応が出てやっと「良いデザインだった」と認められると感じている。ワーカーホリックな自分が一番夢中になれる時間が仕事の中にある。

過去

一人っ子として育ち、物心ついた頃から人もモノも親も漠然と怖いという感覚を抱える消極的な子どもで、漫画から人間を学んだ。父親が15歳のときにリストラに遭い銀行員から新聞配達へ、母親もダブルワークを始めて家庭は一変、母の不安定さに巻き込まれる日々が25-26歳まで続いた。高校時代に流行ったサブカル系の自作サイト作りに手を出してコーディングを独学し、好きこと・できること・社会需要が重なる活路を見出して専門学校へ進学。新卒で制作会社4年(終電後ラーメンと銭湯の生活)と事業会社6年を経験した。

今までは親を論破できなかったけど、何としてでもそっちに行くっていう意志は強くあって、ダメだったら言うこと聞くっていうのも約束して、かなり賭けに出たのが専門受験のときです。

未来

死ぬまでこの仕事を続けたいという気持ちだけは何が何でも持ち続けたいと言い切り、デザインを自分の生きがいであり自分を救ってくれた一部として位置づけている。年配らしく若いデザイナーへ自分の苦労や知見を伝え、誰かのためになる発信を続けたい。もしも別の道を選ぶならお寿司が大好きすぎて寿司職人として自分の城を持ちたいと語るが、いずれにしても「自分が立てる場所で続けられる仕事を持つ」という核は揺るがない。

死ぬまでこの仕事をやってたいって気持ち。そこだけは、何が何でも持っていたい。
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公開

聞き手:qbc

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

栗林康弘のプロフィール →