無名人時計
この社会でどうしたら自分でいられるのか? を考え続ける人

この社会でどうしたら自分でいられるのか? を考え続ける人

野崎ろく 女・クリエイティブ 2022年
ジェンダー社会的養護
多分独学っていうものに一定の価値を見いだしてるだけだと思います。

現在

ビジネス教育の会社でitチームのアルバイト2年目、サービスの最終チェック業務を担当。大学1年秋から「朝起きれない」状態が続き、5年目。週5フルタイムで働きながら、自分のスキルを洗い出して別の働き場を検討中。趣味は韓国語独学(2年目、ほぼ喋れる)とベース演奏(4年目)。独学に価値を見いだしており、生まれた性別を受け入れられず社会的に縛られたくない「後者」のジェンダー感を抱える。話せばすぐ喋るが、人見知りではなく言葉を交わす前に避けられる経験から他人を信じづらい。

過去

小学校1年生から里親家庭で里親委託として育つ。5歳頃は恐竜と石が大好きで、リュックにツルハシとシャベルを入れて公園で発掘ごっこをしていた。小学校は個を尊重する教育で自由に育ったが、中学校に上がると集団の一員という意識を強要され、性別を突きつけられる環境で「主張が強い」と先生に言われ、個性を隠す日々に。仲のいい友達が不登校になったり、生まれた性別へのネガティブ感情から病みかけた。高校は伝統と自由を重んじる学力レベルが揃った学校で解放され、文芸部で詩・俳句・短歌を独りで作る。大学は政策学部に進学、児童福祉政策で卒論を執筆。

頑張っていい子にならなきゃではなく、いい子でいることがデフォルトだったというか。

未来

将来は靄がかかった視界で、明るいビジョンが描きにくい。校長先生の「100歳まで生きて22世紀を見ろ」を真に受けて100歳まで生きたい意思はあるが、長いと感じる。死ぬまでにスペインに行きたい(憧れと情熱、ご飯への期待)。仕事に関する資格を1つ取りたい。「どうやったら自分でいられるのか? この社会で」を考え続ける。とりあえずやってみる精神で、興味を持ったら勉強し続ける。本来はポジティブな性格を取り戻したい。

本来は明るいんでしょうけど、私の目から見るとずっと靄がかかってる感じですね。
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公開

聞き手:のの

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

栗林康弘のプロフィール →