無名人時計
無名人インタビュー:今は難病になって良かったとさえ思ってる人

無名人インタビュー:今は難病になって良かったとさえ思ってる人

つつじ 女・無職・主婦 2021年
カウンセリング難病
人一倍めんどくさがりで、へなちょこな私ですが、それでもこんな私になにかしら力をもたらしてくれるものがあるとしたら、それは病気が私にくれた恵みじゃないかなと思うんですね。

現在

主婦と主人の仕事の手伝いの傍ら、ボランティアで難病や心身の不調を抱える人にzoomでオンラインカウンセリングを提供している。大学時代から学んだ心理学に加え、ニューロセラピーやチャネリングの技法を用い、思い込みを変えるワークで自然治癒力を引き出す手伝いをしている。2017年にギターでライブ復帰、2018年にはアメリカ旅行も実現、現在は薬なしで生活できるまで回復した。「ありのままの自分」で生き、人生の充実感は過去最高だと感じている。

過去

子供の頃から本好きで南総里見八犬伝などを愛読し、nhkの人形劇にも夢中になった。大学では心理学を学び、卒業後は開局前のfm局の参加メンバーとして勤務、社外でもバンドや劇団を組むなどアクティブに過ごした。結婚退職後は嫁・母役割に追われストレスをため、49歳の2013年秋、運転中に左まぶたが上がらなくなったのを皮切りに、2014年正月には全身に何十kgものおもりが乗ったような状態になり、検査の結果「重症筋無力症」と診断されて入院。20kg痩せ、唾液で溺れかけるなど寝たきりに近い深刻な時期を過ごした。

結婚退職して、いろいろな活動ができなくなって翼をもぎ取られたような気持ちになってしまって。

未来

かつて絶望から立ち上がる助けを受けたからこそ、今度は自分が同じように苦しむ人の前途を照らす番だと考えている。ブログでの情報発信や難病カウンセリングを通じて、「災い転じて福と為す」物事のとらえ方を伝え続けたい。「○○になりたい」ではなく「ありのままの自分」で、自分のやりたいことに時間と力を使う姿勢を続ける。自分の死はもう怖くなく、唯一気にかかるのは家族の健康だけだと語る。

今辛いしんどい苦しい人たちが、災い転じて福にしよう! って思えるようになられますように……。
全文を note で読む

公開

聞き手:qbc

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

栗林康弘のプロフィール →