無名人時計
カメラをでっかいお守りみたいな感じで持ってく「心が動かないってこんなにつまんないんだ」と思う大学休学中の人

カメラをでっかいお守りみたいな感じで持ってく「心が動かないってこんなにつまんないんだ」と思う大学休学中の人

カド 女・学生 2022年
でも、なんかでっかいお守りみたいな感じで持ってく感覚ですね。

現在

20歳、大学3年に上がる節目で1年間休学中。高校終わり頃に「何かしら表現する人になりたい」と気づき、大学1〜2年でnote・文章・絵・版画・花・写真など色々手を出した。中でも続いているのが文章と写真と花。写真には「私の写真は何も写ってない」と悔しさを感じ、先日インスタで本も出している写真家にアポを取りzoomで2時間話を聞いた。1日1回必ず外出してカフェで思考を白い紙に書き出すルーティンを保ち、カメラを「でっかいお守り」のように持ち歩き地味な日常風景を撮る。最近は症状が安定している。

過去

幼稚園のころから「何かになりたい」という気持ちを抱えていた。小学校では休み時間に「自分の席に誰かが来てくれる人」になりたいと願う一方、自分からも友達のところへ喋りに行く子だった。小学校で吹奏楽(トランペット)、中学でソフトテニス、高校でハンドボールと3年ごとに違う活動に熱中し、テニスとハンドでは県大会まで進んだ。3年経つと「もういいかな」となる飽き性。大学進学は経営・経済系で就職目的だった。1年生でコロナ第1波の在宅生活が続いた頃から感情と表情を失い、うつ病、後に双極性障害ii型と診断された。

いつの間にか、感情と表情がなくなっていって。

未来

具体的な職業像は決めず流れるままに、自分が「楽しい」「好き」と感じられる生活を続けたい。お金持ち志向はなく、東京のような大都会よりも少し落ち着いた場所で暮らしたい。10年後には何か一つを極めて形にしていたい。死ぬときは長生きを望まず、義理人情を大事にしてきた結果として、ちゃんと悲しんでもらえる人でありたい。同じように心がしんどい人の1人でもいいから、写真でも何でもいいから助けになれる存在になりたい。日本中を旅したい願望もある。

何か助けになれる存在になりたいなって思いますね。
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公開

聞き手:ゆーみん

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

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