緊縛師写真を撮る人
私が撮りたいのは、あくまでもお仕事をお願いする緊縛師の女性であって。
この人の話
夜の街並みと、自分が縛ってもらっている女流緊縛師(とその弟弟子)の姿をライフワークで撮影。グループ展ではお題に沿って撮る。撮影基準はただひとつ「自分が美しいと思うか」。「緊縛写真ではなく、仕事をしている人の写真」というスタンスで、責め手と受け手の主客逆転や格闘技にも似たダイナミズム、密な感情のやりとりを写し取る。お客さんとして縛ってもらいながら撮影者でもあるという二重の関係に身を置き、自分でも縛る側の勉強を始めている。 幼少期から、山の稜線ではなくビルの稜線、誰もが通り過ぎる片隅にある何かに目をとめる感受性を持っていた。「これは素晴らしい、もっと発展させたら世の中の人が喜ぶ」と感じる対象との出会いを子どもの頃から重ねてきた。写真を本格化させてから、自分の手でその「美しいもの」を残したいと動き始める。カメラがなか…