無名人時計
働きながら研究を続ける|修論を学会へ、在野研究者の手前で

働きながら研究を続ける|修論を学会へ、在野研究者の手前で

エリザベス 学生 2026年
大学生留学大学院社会学在野研究転部
私のテーマは家族とオルタナティブな親密性ということなんですが、これは多分一生手放すことができません。

現在

家族とオルタナティブな親密性をテーマに修士論文を執筆中で、中間発表では好意的な評価を得た。新聞記者を志望する気持ちが強い一方、研究活動を続けたい思いから来年の就職先はシンクタンクに決めた。束縛的な関係が苦手な自分自身のあり方と結びついた、当事者研究に近い研究に取り組んでいる。

過去

支配的な父親から「育ててやっている」というロジックで細かい家庭のルールを強制され、繊細でひどい癇癪持ちの子どもだった。中学の部活の友人の家庭を見て自分の家のルールがおかしいと気づき、13、14歳のころに父に反抗して吹っ切れ、以降は学校でピエロ役を演じながら外交的になっていった。大学で出会った社会学を通じて、感情的な部分と論理的な部分を両立させるようになった。

私だって好きでこの家に生まれてきていない、ということを父に言ったんです。

未来

今年中に修士論文を書き上げ、来年は学会発表を行い、できれば投稿論文にしてアカデミアとのつながりを保ちたいと考えている。その過程で博士課程に進みたいかどうかを見極めるつもりで、働きながらの研究が大変だと感じれば大学院に戻る可能性も、逆に仕事が楽しければシンクタンクに留まったり新聞記者に転じたりする可能性もあるが、家族と親密性という研究テーマ自体は一生手放さないと考えている。

来年は学会に出て、あわよくば投稿論文を書いて、アカデミアとのつながりはあまり切れないようにしたいと思っています。
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公開

聞き手:qbc

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長/パーソナルコーチ

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872本のインタビューを聞き、423本を編集。いまは自分を含む16人の制作メンバーで年間約400本のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500本以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(「聞いた」「編集した」は2026年6月30日、チームの本数は2026年8月1日時点)

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