無名人時計
全盲の20代に聞いてみた

全盲の20代に聞いてみた

無職・主婦 2025年
AI視覚障害全盲
自分でWebアプリのプログラムを作ることですね。

現在

現在は週に数回、訪問看護やヘルパーさんの支援を受けながら就労支援事業所を在宅で利用するための準備中。生成ai(chatgpt)とスクリーンリーダー(voiceover)を駆使して、自分の生活支援者向け情報共有webアプリを自作(node.js/javascript/html/css+メールapi、自分のvpsで管理)。資料の承認制公開機能を実装できた時に人生最大級の達成感(10段階で8)を得た。代替テキスト(alttext)の世界に大きな価値を見出している。

過去

20代女性、先天性の視覚障害を持ち、小学校6年生までは光・色・人のシルエットを感じられていたが、高校生の頃に全盲になった。自閉スペクトラム症も併せ持つ。3年前は適応障害と診断されていた経緯がある。学校でwindowsのスクリーンリーダーを使った経験から、漢字の読み方がvoiceoverと違って苦労した記憶を持ち、apple製品で統一する生活スタイルに辿り着いた。

学校で使ったことはあるんですけど、windowsのスクリーンリーダーだと、漢字の読み方が違うことがあるんです。

未来

webアプリを改良し続けながら、自分にも他人にも役立つ仕組みを作っていく。10段階の達成感で「上の点数をまだ残しておきたい」と語るように、これから更に大きな達成感を生み出す挑戦を残しておく姿勢。「みんなと同じ情報を共有できる」ごはんの時間のような対等な瞬間を大切にし、行動予告コミュニケーションや代替テキスト文化など、視覚障害者と社会のコミュニケーションの質を高める発信を続けていく。

上の点数をまだ残しておきたくて。
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栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

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