無名人時計主宰の書斎
演劇はお金にならなくても。パラレルワーカー20代の演劇ユニット主宰

演劇はお金にならなくても。パラレルワーカー20代の演劇ユニット主宰

伊藤優花 20代・女・クリエイティブ 2026年
演劇劣等感小劇場岸田國士
人にはそれぞれにだいじにしてるものがあるということは忘れないようにしないといけないなと思います。

現在

都内で演劇ユニットを主宰し、公演をしたいときに仲間を集めて作る。生活は音楽ホールのスタッフ、イベント運営、演劇の記事のライターで立て、演劇はほぼお金にならない。生活の75%ほどが演劇に関わる。可愛いキャラクターのシールやフィギュアを集める楽しさも知った。ここまでの人生の満足度は50%で、収入の差への劣等感はあるが、この生き方を選んだ自負もある。

過去

地方出身で、中学時代にテレビで観た舞台をきっかけに演劇へ興味を持ち、高校の演劇部で作り始めた。第一志望の大学に落ち、地元の国立大に進学して映像部で仲間と出会う。2年から上京して演劇学専攻の大学に編入し、学生劇団や小劇場にも出た。新卒で入ったアパレル企業は社風が合わず1年半で退職し、知り合いの演出家の法人に入った。

自分は狭い世界に生きているくせに、その世界のなかではそれなりにものを知ってるような気になってる子どもだったと思います。

未来

5年後の30代は、今は想像もつかないところにいたいと考えている。目標は自分のユニットで上演したい作品を実現することで、そのために知名度や信頼、商業公演を一から作る経験を積みたい。達成したら演劇に固執せず、他の芸術や文化へ視野を広げたい。いつか「満足した」と思える人になってみたい。

満足したという気持ちを持っている人。私は今までに満足したと思ったことは全然ないんじゃないかと思うので、満足したと思ってみたいですね。
全文を note で読む

公開

聞き手:くじらぐも

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長/パーソナルコーチ

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872本のインタビューを聞き、423本を編集。いまは自分を含む16人の制作メンバーで年間約400本のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500本以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(「聞いた」「編集した」は2026年6月30日、チームの本数は2026年8月1日時点)

栗林康弘のプロフィール →