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デジタル言語学者の人に、聞いてみた【文明とは何か 講義編】

デジタル言語学者の人に、聞いてみた【文明とは何か 講義編】

得丸久文 研究・専門 2024年
だから、文明とは何かっていう話をしますと、文字が生み出す総合的な言語現象である。

現在

「文明とは文字が生み出す総合的な言語現象である」と定義し、農業の発達から王朝の成立、徴税のための記録の必要性を経て楔形文字・象形文字・漢字などが生まれた過程を講義する。正書法によって音節が「消えない音節」として記録され、知識が時空を超え世代を超えて継承・発展していく仕組みを、日本のひらがな・カタカナの成立や識字の脳科学、図書館・辞書・翻訳といった文明の下部構造の話とあわせて語っている。

過去

30年ほど前から文化と文明の違いを考え続けてきた。2016年10月にパキスタンのイスラマバードからラホールまで約300キロを陸路で移動した経験から、メソポタミア・インダス・黄河・エジプトの四大文明がいずれも大河流域の広大で平坦な土地から生まれたことに気づき、2017年10月にはモヘンジョダロの遺跡も訪れて、文字と文明の関係を考えるようになった。

そもそも「文明って何なのか」っていうのに僕が気がついたのは、2016年の10月に、パキスタンのイスラマバードからラホールまで300キロあるんですけど、そこをドライブしたんですよね。

未来

文明の本質は伝統の学習と継承発展にあると説き、古典を大切にしつつ鵜呑みにせず吟味する姿勢を持ち、自らも文明の最前線に立って学び、その成果を次の世代に伝える努力を続けるよう呼びかける。次回の講義では「言葉の意味、概念の意味」を扱う予定であることを予告している。

次回は言葉の意味、概念の意味について考えます。
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公開

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長/パーソナルコーチ

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872本のインタビューを聞き、423本を編集。いまは自分を含む16人の制作メンバーで年間約400本のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500本以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(「聞いた」「編集した」は2026年6月30日、チームの本数は2026年8月1日時点)

栗林康弘のプロフィール →