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デジタル言語学者の人に、聞いてみた【意味論編】

デジタル言語学者の人に、聞いてみた【意味論編】

研究・専門 2024年
言葉の意味はやっぱり1対1で結びつくんですよ。

現在

無名人インタビューでの意味論編特別講義を担当。意味と概念の違いを「1対1(個別記憶)」と「1対全(集合)」の論理の進化として説明し、bリンパ球と脳脊髄接触ニューロンによる言語の生理メカニズム仮説、群論的概念処理(ピアジェの5条件)を提示。stap細胞騒動を例に、想像で代替せず原典を確かめる態度の重要性を訴え、生徒との対話で「ハンプティ・ダンプティ=語り手こそ言葉の主人」など概念の正しい受容を解説。

過去

「6万6千年前に南アフリカの洞窟で母音を獲得した人類がデジタル言語進化を始めた」と提唱するデジタル言語学者。意味論研究を続け、鈴木孝夫の意味の定義(音声と特定個人の経験や知識の総体の結合)を最高評価。ヴィゴツキー『思考と言語』とピアジェの群論的概念処理を継承し、2013年ジュネーブのピアジェ墓参り、2018年モスクワのヴィゴツキー墓参りを実施。荒川修作の『意味のメカニズム』展や養老天命反転地のトイレ建築への言及など芸術的視点も持つ。

僕は最初はね、この表現を批判的に受け取って、ハンプティ・ダンプティってずいぶんわがままだな、間違ってんじゃないかって思いました。

未来

次回はビットと前方誤り訂正の話へ。学際統合に向けて概念の一般性を群として確認し、目に見えない現象同士の相互作用を分析できるようにする。複雑化した現代社会の理解には概念が文明人の必需品。死んだ科学者のやり残しを正しながら文明を毎日進める時代に、伝言ゲームから抜け出して人類の役に立つ仕事を後の世代に引き継ぐことが現代人の使命と説く。

だから概念は文明人、現代人の必需品であると思うわけです。
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栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

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