無名人時計
【人類の起源】直立二足歩行はなぜ始まったのか?南アフリカ×カラハリ砂漠×アウストラロピテクス【デジタル言語学講義】

【人類の起源】直立二足歩行はなぜ始まったのか?南アフリカ×カラハリ砂漠×アウストラロピテクス【デジタル言語学講義】

研究・専門 2025年
アウストラロピテクスアフリカヌスは言語を獲得する前の人だった。

現在

2024年のアウストラロピテクス・アフリカヌス化石発見100周年クラファンをきっかけに、アウストラロピテクスは「言語を獲得する前の人」で、300万年前の直立二足歩行→7万年前の言語獲得→現生人類という単純な流れを把握した。カラハリ砂漠(コンゴ盆地から南アフリカまで3000km等高線がない平坦な溶岩台地)で直立二足歩行・拇指対向・平坦な歯列が始まったという「カラハリ遠望仮説」を提唱中。

過去

デジタル言語学を研究してきた言語の専門家で、これまでは10万年ぐらい前の化石研究に付き合ってきた。300万年前の化石については深く考えたことがなかった。2023年に南アフリカに行き「人類のゆりかご」を視察、初期人類と言語的人類を別物と捉えていた。2023年12月から55日間クラウドファンディングを実施して旅費を稼ぎ、2024年8〜9月に南部アフリカ古生物学会に参加。

僕は今まで言語のことばっかりやってましたので、10万年ぐらい前の化石の研究ばかりに付き合ってきたわけです。

未来

デジタル言語学を一から学ぶオンラインシリーズを開始。受講者には「アウストラロピテクスになろう」として最低15分言葉を一切使わない時間を作る宿題を出す。座禅のように言葉以前の野生動物状態に戻る訓練を広げたい。物質文明を「与えられるもの」と捉えず、人間の知恵と汗と運とひらめきのシグマ関数として理解する文明観を広めたい。言語の難しさを少しずつ解明することで人々が人間らしく生きられる世界を目指す。

言語の秘密・難しさをちょっとずつ解明していくと、なんだ?みたいなことがわかってきて、俺にもできるんだなって。
全文を note で読む
栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

栗林康弘のプロフィール →