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「日本が好きな留学生」って言われたことがある人

「日本が好きな留学生」って言われたことがある人

日野淳一 37歳・事務 2023年
うつ病美大
でもそれでも、すごく楽しいんですよね。オーナーの思いが、熱い思いがあって、本当に印象を変えることができたならば、日本社会が変わるんじゃないかなと思うんですけど。

現在

現在は郵便局でバイク配達の本業を続けながら、副業マッチングサイト「triven」で出会った24歳の若いオーナー率いる「精神疾患の印象を変える」プロジェクトに参加しています。「うつ病は心の風邪ではなく脳の故障」「精神科は怖くない場所」という認知を広めるため、夏のyoutubeライブを企画中。4人体制でゼロからnpo的な事業を立ち上げる過程を「2週間に1回の生きがい」と表現します。手話学習で得たコミュニケーションの喜び、shrinkや読書、3人の子育てが生活の核です。

過去

日野さんは福岡の都会で活発な小学生でしたが、中学で田舎に転校して馴染めず暗くなり、高校時代は深夜ラジオに投稿する青春を送りました。芸術大学を志望するも親の反対で地元の私立大学に進学し、サークルで無視された経験からうつ病を発症して退学、2年間引きこもり。土木会社で3年働いて貯金を作り、ダーツで「中州で1年散財」を選んで遊び尽くした後に妻と出会い結婚。郵便局→飼料営業→郵便局と職を移し、前職のパワハラでうつ病が再発した経緯があります。

で、ダーツの円に三等分、世界旅行と大阪東京と中州とかを書いて、ダーツで自分で、えいやーと針を投げたんですよ。

未来

子育てを最優先にし、自分が親にしてもらえなかったサポートを3人の子供たちにしてあげたい――それが今の最大の願いです。子育てが終わったら諦めていた世界一周を一人で実行したく、また「60過ぎてから美大に通って日本画を勉強する」という、若い頃の夢のリベンジも持っています。「日本が好きな留学生」と評される自分の感性を活かして、許されるなら日本から出たい願望も。妻には反対されつつも、絵を描いて自分を表現したいという根源的な欲求を抑えきれずにいます。

こうやって考えたら、行けなかった美大にも行きたいですね。そっちの方が強いかもしれないですね。美大に、60過ぎてから通うのも楽しいかなって。
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公開

聞き手:qbc

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

栗林康弘のプロフィール →