
全盲のマッサージ師18年目、施設の一室で暮らす30代
アロマデイサービス盲学校フロアバレー全盲のあん摩マッサージ師
今は自分の手の感覚とかを大事にするようになりました。
現在
デイサービスでマッサージの仕事を18年続けている。ショートステイ施設の個室を借りて暮らし、家事援助サービスを使う。3年ほど前、勤続15年の表彰と、一人暮らしを目指した転職の不採用をきっかけに、手際よりも手の感覚と利用者の喜びを大切にするようになった。アロマやヨガを楽しみ、人生は上り調子だと感じている。
過去
小眼球症で生まれつき全盲。小学校から盲学校の寄宿舎で育ち、高等部を経て保健理療科であん摩マッサージの国家資格を取った。21歳で卒業と同時に今の職場に入り、寄宿舎の制限から解放されて自由を感じた。20代は人目を気にして自己肯定感が低く、27歳で水泳を始めて体が強くなった。
あれも一緒に叩いてたりとか。あらゆるものを楽器にしてました。
未来
いろいろな場所でマッサージをしながら、アロマの活動を軌道に乗せて収入を得たい。仕事を生かしてマルシェへの出店も考えている。一人暮らしをしたら、料理をして人を呼び、アロマのクラスを開いたりお酒を飲んだりと、時間に縛られずに過ごしたい。
時間に縛られない感じ、やってみたいです。
公開
聞き手:栗林康弘

