無名人時計主宰の書斎
全盲のマッサージ師18年目、施設の一室で暮らす30代

全盲のマッサージ師18年目、施設の一室で暮らす30代

たかるん 30代・女・医療・福祉 2026年
アロマデイサービス盲学校フロアバレー全盲のあん摩マッサージ師
今は自分の手の感覚とかを大事にするようになりました。

現在

デイサービスでマッサージの仕事を18年続けている。ショートステイ施設の個室を借りて暮らし、家事援助サービスを使う。3年ほど前、勤続15年の表彰と、一人暮らしを目指した転職の不採用をきっかけに、手際よりも手の感覚と利用者の喜びを大切にするようになった。アロマやヨガを楽しみ、人生は上り調子だと感じている。

過去

小眼球症で生まれつき全盲。小学校から盲学校の寄宿舎で育ち、高等部を経て保健理療科であん摩マッサージの国家資格を取った。21歳で卒業と同時に今の職場に入り、寄宿舎の制限から解放されて自由を感じた。20代は人目を気にして自己肯定感が低く、27歳で水泳を始めて体が強くなった。

あれも一緒に叩いてたりとか。あらゆるものを楽器にしてました。

未来

いろいろな場所でマッサージをしながら、アロマの活動を軌道に乗せて収入を得たい。仕事を生かしてマルシェへの出店も考えている。一人暮らしをしたら、料理をして人を呼び、アロマのクラスを開いたりお酒を飲んだりと、時間に縛られずに過ごしたい。

時間に縛られない感じ、やってみたいです。
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公開

聞き手:栗林康弘

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長/パーソナルコーチ

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872本のインタビューを聞き、423本を編集。いまは自分を含む16人の制作メンバーで年間約400本のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500本以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(「聞いた」「編集した」は2026年6月30日、チームの本数は2026年8月1日時点)

栗林康弘のプロフィール →