無名人時計主宰の書斎
障害平等研修(DET)とは?見えないファシリテーターが語る対話型研修

障害平等研修(DET)とは?見えないファシリテーターが語る対話型研修

るりるり 研究・専門 2026年
視覚障害合理的配慮インクルーシブ障害平等研修障害平等研修ファシリテーター
障害平等研修って、本当に私が何かを教える研修ではない。

現在

障害平等研修(DET)のファシリテーターとして、企業、行政、学校などで対話型の研修を行っている。障害とは何か、どこにあるのか、自分に何ができるかを参加者が自分で考える研修で、正解は教えない。東京2020のボランティア研修では最大300人規模を担当した。この日のインタビューでも、動画のチャプターを例に、対話の中で気づきが起きた。

過去

視覚障害があり、高校・大学を通じて、見えないことはあなたの責任ではないと言い続けてくれる人たちに囲まれて育った。大学では国際開発を専攻し、社会の課題は人間が作ったものだから人間が解決できるという教授の話に共感した。2014年、日本で最初の障害平等研修ファシリテーター養成講座に初代メンバーとして参加し、神戸から東京へ通った。アメリカに1年留学した経験もある。

見えないということは、あなたの責任じゃないよって言い続けてくれていた人がたくさんいて。

未来

関係ないと思っている人にこそ研修を受けてほしい。誰でも3人以上いれば受けられると呼びかけ、悩んでいる人も、社会を良くしたい人も歓迎する。ファシリテーター自身も参加者との対話で「あっ」とか「何それ?」という瞬間を体験したい。障害の壁は片側だけでなく両側から崩し、その作業を一緒に面白がれたら最強だと語る。

私自身も皆さんと一緒にディスカッションして、「あっ」とか「何それ?」とか、そういう瞬間をいっぱい体験したいなと思っているので、ぜひ受けてください。
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公開

聞き手:栗林康弘

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長/パーソナルコーチ

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872本のインタビューを聞き、423本を編集。いまは自分を含む16人の制作メンバーで年間約400本のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500本以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(「聞いた」「編集した」は2026年6月30日、チームの本数は2026年8月1日時点)

栗林康弘のプロフィール →