
障害平等研修(DET)とは?見えないファシリテーターが語る対話型研修
障害平等研修って、本当に私が何かを教える研修ではない。
現在
障害平等研修(DET)のファシリテーターとして、企業、行政、学校などで対話型の研修を行っている。障害とは何か、どこにあるのか、自分に何ができるかを参加者が自分で考える研修で、正解は教えない。東京2020のボランティア研修では最大300人規模を担当した。この日のインタビューでも、動画のチャプターを例に、対話の中で気づきが起きた。
過去
視覚障害があり、高校・大学を通じて、見えないことはあなたの責任ではないと言い続けてくれる人たちに囲まれて育った。大学では国際開発を専攻し、社会の課題は人間が作ったものだから人間が解決できるという教授の話に共感した。2014年、日本で最初の障害平等研修ファシリテーター養成講座に初代メンバーとして参加し、神戸から東京へ通った。アメリカに1年留学した経験もある。
見えないということは、あなたの責任じゃないよって言い続けてくれていた人がたくさんいて。
未来
関係ないと思っている人にこそ研修を受けてほしい。誰でも3人以上いれば受けられると呼びかけ、悩んでいる人も、社会を良くしたい人も歓迎する。ファシリテーター自身も参加者との対話で「あっ」とか「何それ?」という瞬間を体験したい。障害の壁は片側だけでなく両側から崩し、その作業を一緒に面白がれたら最強だと語る。
私自身も皆さんと一緒にディスカッションして、「あっ」とか「何それ?」とか、そういう瞬間をいっぱい体験したいなと思っているので、ぜひ受けてください。
公開
聞き手:栗林康弘

