
無名人インタビュー:「ふつう」の家族なんかないと考えている人
ステップファミリーを支援する団体SAJの代表をしております。
現在
ステップファミリー支援団体sajの代表として、個別相談、サポートグループの運営、ステップファミリーに関する情報の開発と提供を行っている。2001年頃から日本での認知活動を続けているが、まだまだ普及不足。デザインの仕事も別分野で続けつつ、何足かの草鞋を履く形で活動している。
過去
子供の頃はちょっと変わった、のんびりしたタイプで、走るのも逆上りも苦手だった。高校からデザインを学び、美大を経て25歳からフリーランスデザイナーとして10年活動した。20年前に離婚した際、元夫が「親権がなくなったら親じゃないと感じる」と訴えたため、元夫に親権・本人が監護権という「分属」を選択。当時の仕事は35歳で一度廃業し、その後ステップファミリーの活動へと軸足を移していった。
子どもの家族としては両親がずっと継続していくことを選択したわけですから、そんな家族がどんなふうに変わっていくの?というのが、そもそもステップファミリーを知るきっかけになっていました。
未来
ステップファミリーの当事者も周囲も、「ふつう」の家族モデルを押し付けるのではなく、子どもや大人それぞれが異なる思いを持つことを前提に、共感的理解を持つことを基本にしてほしい。子育ては大人メンバーが増えただけと捉える「大きな家族観」を社会で共有し、子どもが自己肯定感を育める多様な家族のかたちを実現したい。
親の離婚も再婚も、親の都合であって、子どもたちにとっては、子育ての大人メンバーが増えただけなんだよという、大きな家族観、それを社会で共有したいんですよね。
公開
聞き手:qbc

