
【神戸】震災の朝に背負った子 60歳を過ぎて始めたおんぶ紐
防災神戸阪神淡路大震災おんぶ
必要な方がもしいらっしゃったら、ぜひ届けたいな、と感じています。
現在
月の半分は別の仕事に出て、休みの日に綿100%の「パオパオおんぶ紐」の試着会や販売会を地域に密着して開いている。能登で縫製工場に出会って試作品を作り、今年の正月明けに元町四丁目で試着会を開き、5月から本格的に始めた。試着して自分に合うかを確かめてもらうことを一番大切にしている。
過去
1961年に神戸で生まれ、神戸で育った。短大の保育科を出て私立幼稚園に2年勤め、結婚して子どもが4人になった時に阪神・淡路大震災に遭い、布のおんぶ紐で1歳の末っ子を背負い、上の3人を連れて小学校へ避難した。その後5人を育て、末っ子が高学年の頃に幼稚園の預かり保育のパートをし、ベビー用品の販売を続けた。おんぶ紐を作りたい思いを持ち続け、能登半島地震のニュースで動き出した。
ちょっと時間ができたと、気がついたときには60を過ぎてたということになります。
未来
震災の時に見知らぬ人から上着や見守りの親切を受けた恩を、人の役に立つことで送りたいと考えている。おんぶ紐を必要とする人に届けたい。神戸には「ありがとう、よく頑張ったね」と声をかけたい。
いつか恩送りみたいな感じで、私がしていただいたことを誰か必要な方に、届けたいっていうイメージですね。
公開
聞き手:さだまつまみ

