無名人時計
なぜ誰も記録しなかったのか? ― 10年をかけて作曲家キム・ヒガプを追った理由― ヤン・ヒ監督インタビュー|韓国仁川にいる人たち

なぜ誰も記録しなかったのか? ― 10年をかけて作曲家キム・ヒガプを追った理由― ヤン・ヒ監督インタビュー|韓国仁川にいる人たち

ヤン・ヒ クリエイティブ 2026年
映画韓国
けれど、“消えていく時間を記録すること”こそが、この映画の意味なのではないかと感じました。

現在

10年をかけて作曲家キム・ヒガプの人生を追ったドキュメンタリー映画『風が伝える言葉』を完成させ、長編監督デビュー作として国内外の映画祭に出品している。コロナ禍での撮影中断やキム・ヒガプの脳梗塞による記憶の衰えを経験しながらも、消えていく時間を記録することにこの映画の意味を見出してきた。

過去

2006年にキム・ヒガプの70歳記念音楽会に構成作家として関わったことがきっかけで彼と出会い、その音楽と人柄に強く惹かれていった。2014年春に夫婦でカメラを手にして本格的な記録を始め、10年にわたり撮影を続ける中で子どもたちも制作を手伝う家族ぐるみの取り組みになっていった。

振り返ると、恋に落ちた時も、別れた時も、孤独や挫折を感じた時も、私は“キム・ヒガプの音楽”という大きな木の陰に寄り添って生きてきたのだと気づいたのです。

未来

観客に「あなたが最も輝いていた時間はいつでしたか」と問いかけ、それぞれが自分の人生の中で出会った音楽や過ごしてきた時間を思い出してくれたら嬉しいと願っている。

「あなたが最も輝いていた時間はいつでしたか?」
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公開

聞き手:山田

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長/パーソナルコーチ

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872本のインタビューを聞き、423本を編集。いまは自分を含む16人の制作メンバーで年間約400本のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500本以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(「聞いた」「編集した」は2026年6月30日、チームの本数は2026年8月1日時点)

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