
【韓国・仁川】横浜で育まれた「人生の味」― 台湾出身ママ・パティシエ・継民さん
多文化共生仁川
単にお菓子を売るだけではなくて、地域の人たちがふらっと立ち寄ってホッと一息ついたり、笑顔で会話ができる「居場所」を作りたかったという思いが強くありました。
現在
パティシエとして無添加や地元農産物にこだわった菓子作りを行い、2020年には自宅でホームカフェを開業した。単なる洋菓子店ではなく、地域の人が気軽に立ち寄れる居場所づくりを大切にしており、横浜市のふるさと納税返礼品事業者にも選定された。現在は京都芸術大学で芸術教養学を学び、獅子舞などを通した多文化共生のあり方を探究している。
過去
台湾生まれ、父の仕事の都合で1984年9月に家族で来日し、以来42年間横浜を中心に暮らしてきた。来日当初は言葉の壁に苦労したが、海外文化を受け入れてきた横浜の街と地域の人々に支えられながら根を張っていった。
最初はやはり言葉の壁が一番大きかったですね。自分の思いをうまく伝えられないもどかしさがありました。
未来
台湾出身で右も左も分からなかった自分を育ててくれた横浜という街への恩返しを、お菓子や空間を通して続けていきたいと考えている。自分のルーツを大切にしながら地域とつながることで、そこが新たな「故郷」になっていくという思いを伝えたいとしている。
自分がどこから来たかという背景や個性を恐れずに、目の前の人や地域と誠実に向き合っていけば、必ず温かく受け止めてくれる場所が見つかります。
公開
聞き手:山田

