無名人時計主宰の書斎
後継ぎと人 西本紫乃-006 2024/10/17

後継ぎと人 西本紫乃-006 2024/10/17

経営・管理 2024年
今必要な会話を、冷静に行えるようになってきた。

現在

4月の事業承継から半年経過。組織内のコミュニケーション・もの・金・情報それぞれに変化を実感し、料理人との会話・お皿の整理・予算計画への参画・お客様情報の共有体制構築を進めている。9月から毎週日曜の料亭バルを始動、10月からkyoto creative assemblageに参加して社会と料亭の接続を模索。流される若者を冷静に観察しつつ「人と二つ以上の場所に身を置く」価値を実感している。

過去

チア世界一の経験を持ち、福井の老舗料亭6代目として大学卒業と同時に女将を継ぐと決断。大学3〜4年生で京都の日本酒店バイト・パナソニックのロボットインターン・福島南相馬のツアー運営インターン・香水会社のインターンを並行し、4年生で経営に近いポジションへ異動・卒業まで段階的に整理。コロナ禍に両親のクラウドファンディングで届いた支援者の温かい応援を読んで「継ごう」と決め、4年後半は東京・学芸大学に引っ越してパートナーと同居しながらインターンを続けた。

コロナの影響で、料亭のお客様の予約が向こう1年全てキャンセルになって、この後どうなってくんだろうっていう状況になったんです。

未来

家族経営の良い部分と問題点の両方に対面しながら、家族経営を長く続けるために必要なこと・大きくする方法を社会に提示していきたい。「離れるとしたら何が起こったら離れるか」を常に想像する出口戦略のマインドで、変化を前提に動き続けたい。来月以降も継続インタビューで「新米女将バージョン」を大河ドラマ的に語り続ける予定。

大きい括りですが、家族経営の良い部分と家族経営だから起きる問題に対面しているからこそ実感できていることがあるので、その感覚を色々な方法で社会に提示できそうだなと思います。
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栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長/パーソナルコーチ

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872本のインタビューを聞き、423本を編集。いまは自分を含む16人の制作メンバーで年間約400本のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500本以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(「聞いた」「編集した」は2026年6月30日、チームの本数は2026年8月1日時点)

栗林康弘のプロフィール →