無名人時計
後継ぎと人 西本紫乃-007 2024/11/12

後継ぎと人 西本紫乃-007 2024/11/12

経営・管理 2025年
「なるほど!」とか「あー理解!」とか、そういう言葉をめっちゃ使うと、素直に受け入れてるっていう感覚が同時に伝わるから、みんなの意見が平等で否定されない空気が作れるし、全部フラットに聞いてるよっていうのが伝わる。

現在

育成・コミュニケーション・事業拡大の3軸が頭の中を占める。8月入店の新人アルバイトの教育、3月で抜けるリーダー的アルバイトの代替育成、料理長・女将・料理人の3者間の思い込みをほぐすコミュニケーションに注力。「なるほど」「理解しました」など否定されない言葉遣いで人格否定を避け、組織の風通しを変えている。料亭本業・バル営業・お土産事業の中で、本業以外を伸ばすアイデアを練っている最中。

過去

チア世界一の経験を持つ20代女性、福井の老舗料亭の6代目女将として2024年4月に事業承継。インタビューは半年前の6月から、過去(学生時代)→現在へとシリーズ化されてきた。10月は休みなしで「ゆっくり考える時間がなかった」が、11月9日に京都の芸大ワークでようやく「自分のストーリーを未来のために言語化しておこう」と決意した。

自分が実際に仕事を始めた時に、やり方を1から教えてもらえた感覚があまりなく、次に入ってくる人には、最低限の情報は提供したいという気持ちになったからですかね。

未来

7代目に「8代目に繋がる未来が見える状態で」事業を継ぐことを目標とし、継ぐ人が自分の子であろうとなかろうと、法人であろうとも先代の感覚を残しておきたい。多視点での憑依的思考(過去の自分・部活時代の自分・スタートアップ時代の自分・他者)でアイデアの精度を高めるサイクルを高速回転させ、現場で実践→振り返り→次の動きの循環を磨きたい。

私は料亭の六代目なんですけど、七代目に(八代目に繋がる未来が見える状態で)継ぐのを目標にしていて。
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栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(「聞いた」「編集した」は2026年6月30日、チームの本数は2026年8月1日時点)

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