無名人時計
刺青と人 漆黒のあぶり-006 2024/04/15

刺青と人 漆黒のあぶり-006 2024/04/15

クリエイティブ 2024年
私なんか、幸せですよね。どう考えても今。

現在

ジョージア・トビリシを拠点に、書道ワークショップとタトゥー彫師の二本立てで生計を立てる。書道では「メディテーション」という切り口に転換したことで集客が伸び、自力で5人を集めるまで成長。タトゥーは自分とロシア人の友人など3人ほどに彫り、現地での評判も上がってきた。居酒屋の内装デザインも納品済み、ロシア語学習も開始。バーで出会った日本人eさんの「長生きしたもん勝ち」「loveが一番大事」という言葉を判断軸として、毎日笑って過ごすことを意識している。

過去

日本での就職活動への嫌気から海外に飛び込み、ジョージアへ単身渡航。渡航直後は自殺念慮にも近い精神状態で「未来が見えない」と感じる日々を過ごし、数ヶ月前まで方向性が見えず周囲にすがる気持ちが強かった。eさんと出会う前は「お金を稼ぐにはネット系ビジネスのような大きなことをしなければ」と思い込み、自分の得意を活かす道筋が描けていなかった。高校時代から国際教養クラスへ単独飛び込むなどの行動力はあったが、海外でそれを発揮する手前で長く停滞していた。

私も結構そのタイプだったんですよ、なんか。未来が見えないみたいな、この先これを繰り返していくってどうなのみたいなって思ってる中で。

未来

タトゥーと書道を入口にした「駄菓子屋」のようなコミュニティスペースを作ることを構想。レストランでもコワーキングでもない、ふらっと寄れて畳もある日本らしい空間を、ジョージアか別の場所で実現したい。同じ場所に留まると飽きる自覚があり、天気のよい国を転々と暮らす形を志向。需要のあるところに自分のスキルでピンポイントに入れば仕事は生まれると気づき、金額交渉もできるようになってきた。長生きを目標に、ストレスを溜めない働き方を続けたい。

ここジョージアなのにめっちゃ畳とかあって日本ぽいね、みたいな感じの場を作りたいです。
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栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

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