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COLUMN

ワーキングホリデーに行った人の話。無名人インタビュー5選

「ワーホリ 体験談」「ワーホリ 帰国後」。そんな検索でここに来た方がいるかもしれません。これから行くかどうかを考えている人も、行った時期を思い返している人もいると思います。ここにあるのは、行ったほうがいいという話でも、やめておいたほうがいいという話でもありません。ワーキングホリデーで海外に行った人、いま滞在している人が、そのことをどう話したか。その記録です。

無名人インタビューは、有名無名を問わず、その人の人生の話を聞くインタビュー企画です。これまでに1,500件以上のインタビュー実例を公開してきました。そのなかから、ワーキングホリデーのことが語られている5本を選びました。「もともとはオーストラリアのワーホリを考えていたんです」と話す人、「今はワーキングホリデーでカナダに来ています。36歳です」と言う人、「そんなこと全然ないじゃん」と現地で思ったことを話す人、「ワーホリが終わったあともこっちで住もう」となった人、「怖いなって思ってしまう」と先のことを話す人。いま滞在している人も、期間を終えて住み続けている人も、一度離れて戻った人もいます。話している時点がそれぞれ違います。

5本から共通の教訓を取り出すことはしませんし、掲載の順番に優劣はありません。各項目には、その人が話した言葉をそのまま引用しています。要約も言い換えもしていません。引用はすべて、公開済みの記事からの原文そのままです。

1.もともとはオーストラリアのワーホリを考えていた

もともとはオーストラリアのワーホリを考えていたんです。ただ、その間に妻と出会い、結婚することになったんですね。

── ドイツにワーホリしている夫婦の旦那。人(無名人インタビュー)

行き先について、最初に考えていたことから話が始まります。夫婦でドイツにワーホリ中の20代男性が、オーストラリアを考えていた時期があったこと、その間に妻と出会い結婚することになったことを、この順番で話しています。行き先の検討と結婚のつながりについて、ここではそれ以上の説明はありません。その先は元記事に続いています。

2.今はワーキングホリデーでカナダに来ています

今はワーキングホリデーでカナダに来ています。36歳です。

── 【カナダ】踏み出せない人生に終止符を。人(無名人インタビュー)

自己紹介にあたる部分の語りです。いまいる場所と年齢だけを、短く続けて話しています。記事のタイトルには「踏み出せない人生に終止符を」とあります。どんな話が続くのかは、リンク先の記事にあります。

3.そんなこと全然ないじゃんってことはすごく多くて

1年ぐらい行ったら英語できるようになるし、語学学校にこれぐらい行ったら友達できるしっていう、そういう良いイメージだったり理想を持って来たんですけど、実際に来たら、そんなこと全然ないじゃんってことはすごく多くて。

── 【カナダ】(インタビューして)意外と今までの人生に満足してるんだなって思えた人(無名人インタビュー)

来る前に持っていたイメージが、まず具体的に挙げられます。1年ぐらい行ったら英語ができるようになる、語学学校にこれぐらい行ったら友達ができる。そのあとに、実際に来たらそうではないことがすごく多かった、と続きます。ワーホリを経て、いままたカナダにいる30代の語りです。

4.ワーホリが終わったあともこっちで住もう

1年半ぐらい前にスペインにワーキングホリデーで来て。ワーホリは1年なんですけど、その間にこっちでパートナーができて、ワーホリが終わったあともこっちで住もうっていうことになって、今もいるっていう感じです。

── スペインに住んでいる国際交流に興味のある人(無名人インタビュー)

滞在が今も続いている経緯を、一続きで説明した部分です。1年半ぐらい前に来たこと、ワーホリの期間は1年であること、その間にパートナーができたこと、終わったあとも住むことになったこと。ワーホリからスペイン定住に至った女性が、これらを並べて「今もいるっていう感じです」と話しています。

5.幸せな状態ではあるんですけど、これからどうしていこう

ワーキングホリデーができている状態、すごく幸せな状態ではあるんですけど、今自分は手に職もないし、別に日本に戻ったとして、すぐ働けるような強いスキルがあるわけでもないなっていう状態でこれからどうしていこうっていうのを考えてしまう。そういうことを考え始めると、怖いなって思ってしまう部分がありますね。

── 視野をどんどん広げていって自分の考えを持っている女性になっていたい人(無名人インタビュー)

幸せな状態、という言葉と、怖いな、という言葉が、同じひとつづきの話のなかに出てきます。トロントの抹茶カフェで働く20代女性が、手に職もない、日本に戻ってもすぐ働けるような強いスキルがあるわけでもない、という自分の見方を話しています。それを考え始めると怖いと思ってしまう部分がある、というところでこの一節は終わります。続きは元記事のほうにあります。

読み終えたあなたへ

5本は、ひとつの答えには向かいません。もともと考えていた行き先から話し始める人がいて、来る前のイメージと実際の違いを話す人がいます。期間が終わったあとも住むことになった人もいれば、これからどうしていこうと考えると怖い、と話す人もいます。滞在している国も、年齢も、話している時点もばらばらです。どの形が良かったかを、この記事の側から決めることはしません。

読みながら、自分の滞在のことや、行かないままにしたことを思い出した方がいるかもしれません。そのときは、今度は話す側にまわることもできます。無名人インタビューは誰でも応募できます。きれいにまとめてから来る必要はありませんし、話したくないことは話さないままでかまいません。

自分から話すのはまだ、という方には、「聞くお茶会」という場もあります。先に人の話を聞くほうから入る、という順番もあります。


無名人インタビューについて

無名人インタビューは、2020年から続く一般の方へのインタビュー活動です。約20名のインタビュアーが年間約400件、これまでに1,500件以上のインタビューを記事にしてきました。

聞くことは愛すること。

公開

栗林康弘

このコラムを書いた人

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

栗林康弘のプロフィール →
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