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COLUMN

結婚した日のこと。無名人インタビュー5選

「結婚式 思い出」「入籍した日」。そうした言葉で検索して、このページを開いた方がいるかもしれません。ここにあるのは、段取りの手引きでも、費用の相場でもありません。結婚という一日を通った人が、あとからその日のことを言葉にすると、どんな話になるのか。その記録です。

無名人インタビューは、有名無名を問わず、その人の人生の話を聞くインタビュー企画です。これまでに1,500件以上のインタビュー実例を公開してきました。そのなかから、結婚した日のことが語られている5本を選びました。「打掛着たいなぁっていう野望」で式を挙げた人、「プロポーズしてからだと10ヶ月」と月数を数える人、「いきなり入籍はせず同棲から」という順番を話す人。同じ「結婚」という言葉でも、一日の形も、そこに至る道筋も、それぞれ違います。

籍を入れる、入れない。式を挙げる、挙げない。どれがよいという前提は、この記事には置いていません。5本を一つの結論にまとめることもしませんし、掲載の順番に意味もありません。各項目には、その人が話した言葉をそのまま引用しています。要約も言い換えもしていません。引用はすべて、公開済みの記事からの原文そのままです。

1.打掛着たいなぁっていう野望

娘が名前を変えたくないから、籍を入れずに式だけしたんですよね。式だけなんですけど打掛着たいなぁっていう野望で、結婚式を挙げたらみんな喜んでくれた、という感じ。事実婚でもみんな式を挙げたらいいのにな〜と思いました。

── 気分的には引退した心理職の人(無名人インタビュー)

籍を入れなかったことと、打掛を着たかったことが、ひと続きの話として出てきます。50代で事実婚の結婚式を挙げた女性が、そのときのことを話した一節です。式のあとの周りの反応と、そこから思ったことまでが、同じ流れで語られています。

2.プロポーズしてからだと10ヶ月

その式の予約を取らないといけないんですけど、それが大体埋まってるので2、3ヶ月ぐらいかかるんですよ。なので結婚しようって決めてから半年ぐらいかかり、プロポーズしてからだと10ヶ月になりました。

── 妻に感情に鍵をするのは何もいいことじゃないっていうのを言われた人(無名人インタビュー)

出てくるのは、2、3ヶ月、半年、10ヶ月という三つの長さです。海外在住で、調印式(書類に署名する形の式)を経て結婚した20代の人が、そこまでにかかった時間を数えていった部分です。この前後の事情は、リンク先で読めます。

3.そう、彼女は尊重の人です

出会った直後に愛知県のリトルワールドでアラビア王子のコスプレした写真をLINEで送っても、プロポーズ後にあるお世話になった人の誕生日にふんどし一丁でDJした写真とかLINEしてもびくともしない寛容さを備えてます。そう、彼女は尊重の人です。

── ドルヲタだったけど運命の人に出会って今は、家庭中心の人(無名人インタビュー)

コスプレの写真、ふんどし一丁でDJした写真。自分が送ったもののほうを具体的に挙げたうえで、最後は「彼女は尊重の人です」という一言でまとめられます。プロポーズを経て結婚した30代男性が、パートナーについて話した一節です。この前後の話は、元記事のなかにあります。

4.いきなり入籍はせず同棲から

だから最初、結婚するってなったとき就職しない状態の私がついてくってなったときは、やっぱちょっと心配してて、いきなり入籍はせず同棲からということになりました。

── どんな命にもめっちゃ向き合う人(無名人インタビュー)

結婚するとなったときの自分の状況が、まず説明されます。そこから、入籍が先ではなく同棲が先になった、という順番の話になります。同棲を経て入籍した30代女性の語りです。

5.結婚式は挙げたんです

結婚式の時にはもう終わりかけてた感じだったんですけど、結婚式は挙げたんです。いろいろあって、引きとめられて。

── 書くこととは生きること。人(無名人インタビュー)

式の時点でどうだったかが先に語られ、そのうえで「結婚式は挙げたんです」と続きます。以前の結婚の式について話した、40代女性の語りです。「いろいろあって、引きとめられて」の前後にどんな話があるのかは、記事本編にあります。

読み終えたあなたへ

5人が話した「結婚した日」は、同じ形をしていません。式だけを挙げた人がいて、結婚までにかかった月数を数える人がいて、入籍より先に同棲した人がいて、式の時点で「もう終わりかけてた感じ」だったと話す人がいます。これから結婚する人が使える段取りの答えは、ここにはあまり出てきません。出てくるのは、その一日をその人がどう言葉にしたか、です。

読みながら、自分の一日のことを思い出した方もいるかもしれません。そのときは、話す側にまわることもできます。無名人インタビューは、誰でも応募できます。順序立てて説明できるようになってから、という条件はありません。話したくないことは、話さないままでかまいません。話せるところだけで、インタビューは成り立ちます。

まず聞くほうを試したい、という方に向けては「聞くお茶会」という場があります。自分のことを話すかどうかは、そのあとで決めてかまいません。


無名人インタビューについて

無名人インタビューは、2020年から続く一般の方へのインタビュー活動です。約20名のインタビュアーが年間約400件、これまでに1,500件以上のインタビューを記事にしてきました。

聞くことは愛すること。

公開

栗林康弘

このコラムを書いた人

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

栗林康弘のプロフィール →
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