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COLUMN

家を買うことをめぐる5人の話。無名人インタビュー5選

「家を買う 決断」「マイホーム 体験談」。そんな言葉で検索してこのページを開いた方がいるかもしれません。ここにあるのは、買ったほうがいいとか、やめておいたほうがいいとか、そういう判断の材料ではありません。家をめぐる出来事を実際に通った人たちが、そのことを今どんな言葉で話しているか。その記録です。

無名人インタビューは、有名無名を問わず、その人の人生の話を聞くインタビュー企画です。これまでに1,500件以上のインタビュー実例を公開してきました。そのなかから、家やマイホームのことが語られている5本を選びました。すでに家を買った人の語りが3本、住宅ローンの審査に落ちた人の語りが1本、これから自分の家を持つために働いている人の語りが1本です。「知らないと生きていけないんだな」と話す人、「自分だけ審査に落ちたんですよ」と話す人、「すごく自分の家が欲しくて」と話す人。家という一語を挟んで、出てくる話はそれぞれ違います。

どれが正解でどれが失敗か、という並べ方はしていません。5本をひとつの結論にまとめることもしていません。各項目には、その人が話した言葉をそのまま引用しています。要約も言い換えもしていません。引用はすべて、公開済みの記事からの原文そのままです。

1.家を買ったときに、いろいろ法律の勉強が必要だな

僕、今の家を買ったときに、いろいろ法律の勉強が必要だなってすごく思って。不動産の選び方とか、何か物を買うときには必ず税金とかそういうのが発生するんだよっていうのを、やっぱ知らないと生きていけないんだなって実感してしまって。

── 【磐梯町】磐梯町は第二の地元の人(無名人インタビュー)

今の家を買ったときのこととして、法律や税の話が出てきます。家の購入で法律や税を学んだ30代男性の語りで、不動産の選び方や税金といったことが、必要になった知識として挙げられています。この話がどんな流れのなかで出てきたのかは、リンク先の記事で読めます。

2.自分だけ審査に落ちたんですよ

そしたら自分だけ審査に落ちたんですよ。なのでその時も「自分でもう一生住宅ローンを組めないし、自動車ローンも組めないんだな」っていうふうに、それも思い知らされました。

── ぼっち起業コンサルタントの人(無名人インタビュー)

住宅ローンの審査という段階で起きたことが、そのまま話されています。住宅ローン審査に落ちた経験を語る50代男性の一節で、「自分だけ」という状況と、そのときに思い知らされたことが続けて出てきます。そのあとのことは、リンク先の記事にあります。

3.マイホームのローンが完済するライン

5年10年先って考えたら、もう私が50歳60歳ぐらいになってくるんで。そこら辺でマイホームのローンが完済するラインかな。

── ラジオが最初うまくいかなかったときも「別にいいや、楽しいから」って続けてた介護士の人(無名人インタビュー)

5年10年先、という幅で先のことが話されています。マイホームのローン完済を見据える男性の語りで、その先の区切りとして完済のラインが挙がります。この話の続きは、元記事にあります。

4.住宅ローンとかもあるんで仕事を辞められなくて

男は冒険できない。私が仕事辞めて収入がなくなっちゃうと住宅ローンとかもあるんで仕事を辞められなくて。

── 誰も褒めてくれないゴースト発明家の人(無名人インタビュー)

仕事を辞められない理由として、住宅ローンが挙げられています。住宅ローンがあるため仕事を辞められないと話す、40代の語りです。「男は冒険できない」という言い方から、この一節は始まっています。この話の前後は、元記事で読めます。

5.すごく自分の家が欲しくて

すごく自分の家が欲しくて。マイホームが。それで必死になって働いてるんですけど。

── 子供時代の自分に「あなたはこのままで、大丈夫だよ」って言ってあげたい人(無名人インタビュー)

自分の家が欲しいということと、そのために必死になって働いているということが、短い文をつなぐ形で話されています。マイホームのために働く30代の語りで、家を買う前の時点の言葉です。この人が話したことの全体は、元記事のほうにあります。

読み終えたあなたへ

「知らないと生きていけないんだな」「自分だけ審査に落ちたんですよ」「すごく自分の家が欲しくて」。家という一語のまわりに集まった5人の言葉は、立っている時期も、置かれた状況もばらばらでした。買った人の話がこれから買う人にあてはまるとは限りませんし、審査に落ちた話が誰かの結論になるわけでもありません。ここにあるのは5人分の言葉で、それ以上のことは書いていません。

読みながら、自分の場合はどうだったか、と思い出したことがあるかもしれません。その思い出したことは、話す側にまわって残すこともできます。無名人インタビューは誰でも応募できます。整理がついてから、という条件はありません。話したくないことは、話さないままでかまいません。話せるぶんだけで、インタビューは成り立ちます。

先に人の話を聞くほうから、という方には「聞くお茶会」という集まりもあります。自分のことを話すかどうかは、そのあとで決めてかまいません。


無名人インタビューについて

無名人インタビューは、2020年から続く一般の方へのインタビュー活動です。約20名のインタビュアーが年間約400件、これまでに1,500件以上のインタビューを記事にしてきました。

聞くことは愛すること。

公開

栗林康弘

このコラムを書いた人

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

栗林康弘のプロフィール →
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