無名人時計
常に追いかけられる人でありたい人

常に追いかけられる人でありたい人

姫崎ゆー 50代・女・クリエイティブ 2024年
1日1回は、この仕事に就いていて良かったと思えることがあります。

現在

50代後半、病気を経ての再就職としてコールセンターのオペレーターを2年以上続け、『1日1回はこの仕事に就いていて良かったと思える』と感じている。1人と1匹(猫)暮らし。乳がん全摘後の右側の痛みやasdによる疲れやすさを抱えつつ、ヘルプマーク携帯と障害者手帳3級で工夫。髪を赤に染め直し続け『元気の出る色』として自分を鼓舞している。娘夫婦が転勤で遠くへ越し近しい人の不幸も重なり、フルタイム勤務の疲労もあって、note執筆は一旦お休み気味の状態。

過去

経済的に恵まれた家庭で育つも、asd(高機能自閉症)の特性から幼少期はおままごとに加わらず1人で本を読んで過ごす。小学校3年でラジオに熱中し、中学校では吹奏楽でクラリネットのパートリーダー。背の高い部長と付き合い理不尽な嫉妬を経験。高校卒業後、父の高望みで進学を諦め父の会社で経理・秘書に。華道・社交ダンス・ピアノ・書道などの習い事と、ローカルミスコン2回出場。長年メイクアップアーティストとして女性を綺麗にする仕事を続け、2回の離婚と乳がんでの全摘も経験した。

推薦が決まっていた私立の短大を諦めなくちゃならなかったことが、とっても悲しかったかな。

未来

今の猫が生きている間は自分も生きていたいというのが基本姿勢。終活の一環として白菊会に登録し、死後はasd+がん経験のある『面白い標本』として大学病院に提供する意向。若作りではなく『若々しくありたい』『常に追いかけられる人でありたい』『ずっと女性でいたい』と願う。心を立て直したら音楽エッセイや短歌、未発表小説など文芸活動を再開し、文芸志向の人との交流も取り戻したい。世の中がもう少しいろんなことに寛容であってほしいと願う。

若作りをするのではなく、若々しくありたいですね。
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公開

聞き手:erica

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

栗林康弘のプロフィール →