
創作の裾野を広げる——初心者も公募勢も集うアンソロジー『「汽水域」』編集者に聞く|文学フリマインタビュー
今回出す本は「汽水域」というアンソロジーです。著者は私を含めて13人になります。
現在
文学フリマ東京41(け-62)に出店。アンソロジー『汽水域』第二号を発行、自身を含む13人で「水に関する言葉を作品に入れる」というハードルを下げた条件で、小説・詩・短歌を集めた。初心者から公募勢まで幅広い書き手の裾野を広げるzineに育てている。5月の文フリ東京40ではフェミニズムをテーマにしたアンソロジー『te/co(テコ)』も主宰し、書くことを社会運動の一つと捉えて活動中。
過去
もともと一般参加で文学フリマに通っていたが、出店側がとても楽しそうに見えた文学フリマ東京37の場で、1年後の文フリ東京39に出店すると決意。個人サークル「book_cafe_maco出版部」を立ち上げ、変わった設定や視点の作品(マンション住人がいかに人に会わずゴミ捨てするか、男女で対応が変わるクレーム場面など)を書いてきた。社会への課題意識から創作で何かできないかと考えるようになった。
それで私も参加してみたいって文学フリマ東京37のときに思って、その場で1年後の文学フリマ東京39に出店すると決めたのが参加のきっかけでした。
未来
来年の文学フリマ東京42、43に向けて『汽水域』『te/co(テコ)』ともに作品の募集を開始する。書くことを通じて新たな問題提起をし、読者の想像力の幅を広げることで、いろんな視点から物事を捉えられる読者を増やしたい。書き手の裾野を広げ、初心者と編集と読者がともに成長していくzineとしての『汽水域』を続け、孤独感を感じている読書家が安心できる場としての文学フリマの輪を広げていく。
来年の文学フリマ東京42、43に向けて作品の募集をそろそろ開始しますので

