無名人時計
ぐるぐる回っている人(現在)

ぐるぐる回っている人(現在)

事務 2024年
なんかね、いちいちこだわっているのが面倒くさいっていうふうになっちゃったんですよ。

現在

金融関係の会社員として審査などの裏方業務をしながら、もう5年弱住む三軒茶屋の1dkを拠点に『自分取扱説明書』の執筆を人生をかけて続けている。これまでの23回の引っ越し、20年間のスピリチュアルセミナー、旅と散歩・健康法など、自分への『人体実験』を通じて世の中の仕組みを解明しようとしてきた。37-38歳のパワハラ休職と鎌倉の家を手放した経験を機に『内面探求』が本格化し、最近は他人より上に見られたいといったこだわりも捨て、過去を許せるようになってきた。

過去

母の妊娠中のがんで予定日より早く取り出され、低成長児として生まれる。父の転勤で北海道、父の生死をさまよう病気で3-4歳から岡山の祖父母宅を3ヶ月ごとに転々。国立小児病院に通院し片腕・片足のない子達と接した記憶も残る。5歳で大阪に家族再集結、母が宗教に入り弟も生まれて家庭は落ち着かない。小学校で『変人』と言われるいじめられっ子に。父の転勤で根無し草の幼少期を経て、大学院から仕事まで複数の組織を渡り歩き、霞が関の役所への出向や鎌倉での自宅購入も経験した。

普通の人になりたいってね、お願いごとを書いてるような子供でしたもん。

未来

24回目の引っ越しを視野に入れつつ、三軒茶屋という『最も住みたくなかった場所』で得た不思議な占い師との縁や仕事仲間との出会いを大切に、過去のこだわりを手放しながら『自分取扱説明書』の執筆をさらに深めていきたい。家族や子供を持たなかったことも『人体実験に忙しかった』と納得済みで、独り身の気楽さと寂しさを受け入れている。新しい自分を発見することそのものを喜びとし、大局観を持って世の中の変化を読み解き続けることを志向する。

次引っ越そうかなと思ったらたぶん24回目。
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栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

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