無名人時計
「人間らしさを覗くこと」でSMを通して自己実現をする人

「人間らしさを覗くこと」でSMを通して自己実現をする人

ひの 男 2022年
自分の中での安心感を感じて、人間って綺麗だなって思えるんですね。それで満たされるっていうのがあります。

現在

日本最大級SMマッチングサイトLunaの代表。週2でSMに関わり、加虐癖・痣フェチ・泣き顔フェチを持つS側として活動。SMを「自我の解放」と捉え、仮面を脱いだ人間の素の姿に美しさと安心感を見出す。デミロマンティックの気質があり、長年同棲する彼女とSMパートナーは完全に別物。リアルとSMのバランスを重視し、SMは日常のアクセントと位置づける。

過去

教育に厳しい家庭で育ち週6で習い事をさせられていた。命令されることや組織に属することが嫌いな子供だった。小学5〜6年時に家庭教師から性的虐待を受け中学まで男性恐怖症に。高校から徐々に回復。5〜6年前にロープアーティストHajime Kinokoの作品をきっかけにSMの美しい世界を知り、後天的にSMへ入った。幼少期のトラウマが特殊な性癖の形成に影響したと自覚している。

何かをさせられるっていうのが非常に嫌いでして。子どものころから「これをやってきなさい」みたいな命令に近いことをされるのが嫌いでした。これは今でも嫌いです。

未来

SMショーへの出演を目指している。SMの性癖が社会でもう少し認められる世の中を望み、LGBTQのように多様性の一つとして理解されることを願う。SMを広めたいのではなく否定されないことを求めている。SMがあるからこそ自分らしさを表現でき自己実現ができていると語り、生涯続けていきたいと考えている。

SMをやっているからといって、それだけで危ない人だとか変な人だとかっていうように否定するのをやめてほしいだけです。
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公開

聞き手:qbc

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

栗林康弘のプロフィール →