
推し活からエッセイへ——上海まで駆けた無名OLの記録「いつか上海で電影を」作者に聞く|文学フリマインタビュー
本当にごくごく普通の、あんまり仕事ができないタイプのOLがただ生きてるだけなんですけれど、書くのが楽しいので出しちゃいます。
現在
文学フリマ東京41(せ-01)に「どこかの窓際」名義で出店。新刊『いつか上海で電影を』(推しと出会った1年間を綴った250ページ超の長編エッセイ)、『たねまき』(3週間分の日記をエッセイに整形した短編集)、『蟹はなくとも上海へ』(上海グルメフォトエッセイ・40〜50円の大きな焼き茄子+麻婆春雨が一番美味だった)の3冊を頒布。「本を読む人ごとに推しの存在が日本に広まる布教」として執筆。
過去
海外にもまったく興味のない普通のolだったが、2024年4月にある日予期せぬ場所で中国人俳優の魅力に魅了され「火がついて」しまう。中国語も全く分からず、情報を探しても全部中国語というところからスタートして、いろんな出会いとご縁を重ねた末に2025年3月に上海まで映画を見に行った。去年友人主催の合同誌に寄稿したことでエッセイの楽しさを知る。「持ってるもの」で勝負しようと負けず嫌いに目覚めた。
今まで何かにハマるってことはよくあったけど、わりと一人で勝手にはまって、勝手に応援して、そこで完結していたんです。
未来
上海に行った後も推し活の物語は続き、新作映画情報も出てきて見に行く予定。日記が既に半年分溜まっており、また本にしていきたい。万博レポートや、3人の友人とそれぞれ同じ映画『ガールズ・オン・ワイヤー』を見に行った映画鑑賞エッセイなど、書きたいことはまだまだ尽きない。いつか生身の推しに会えるその日まで書き続け、「これといって何もない人」が読んで安心できる作品を届けていく。
少なくともいつか生身の推しに会えるその日までは、私は書き続けると思います。

