無名人インタビューLINE

約4万字インタビューの人

racoco 60代以上・男・無職・主婦 2021年
人間というのは、すべてがフリーになってしまうとっても不安になる。例えば太平洋の真ん中で、一人放りだされて、さあ自由だ、と云われたって、いったいどこに進めばいいのか迷ってしまう。

いま

無職生活12年目。草刈りアルバイトをしつつ、結婚式の雅楽演奏で稼いでいたがコロナでゼロに。小柄ナイフ製作の動画をYouTubeにアップし、オリジナルデジタル曲を数百曲ストック。意匠登録にも取り組み特許庁に2件登録済み。noteで社会論やライター活動を展開。現状に甘んじない性分で「悶々」としながらも、対人インタビューは初体験で集中した時間だったと語る。

これまで

団塊世代。子ども時代は野山を駆け回り木登りが得意で、厳しい父親の顔色を伺いながら育った。高校卒業後、昭和45年頃に東京原宿の洋菓子店でフランス菓子の菓子職人として働く。若い頃は日本の古典を蔑んで洋楽に傾倒していたが、やがて完全に逆転し、神楽・雅楽に45年以上関わるようになった。約12年前にゴルフ場勤務中に肺炎で2週間入院、その後無職生活に入る。

なにも勉強しなくて野山里山をかけ巡っていた。だからとっても充実していた。そういう時代だったんです。

これから

審査中の意匠登録が権利取得できれば高額ロイヤリティが見込め有名人になれるかもしれないと期待。あと28年は時間が欲しいと語る。孫の顔を覗くたびに時間交換していることを実感し、「終わった」と思えば終わるが、まだ先があると思えば延びるという境地にいる。

終わった、と思えば終わってしまう。いやあと20年時間がある、と思えばそれが30年に延びることもある。せめてあと28年は時間が欲しい。
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