無名人時計
約束屋さんをしている高校生の人

約束屋さんをしている高校生の人

シヌカイヒ 19歳・学生 2024年
その内容が、不登校の私が、全日制高校に通って、学んだことみたいな題名やったんですけど、それを書いて、本当にこの人卒業できたんだって思ってくれたらいいなって思って、それが一番届けたらいいなって思ってます。今のところは。

現在

高校3年生、卒業直前で単位がギリギリの状況。noteで卒業100日前からの日記を毎日感情中心に投稿、不登校から全日制高校卒業した自分の姿を同じ境遇の人に届けたいと願う。「約束を守ったら依頼料はいらない」というユニークな「約束屋さん」サービスを開始、現在依頼1件で募集中。シヌカイヒは「死ぬ回避」の意でもある、好きな人の名前から取った名前。

過去

場面緘黙症的な極度の人見知りで小学校では言語聴覚士のもとで喋る練習。小6で担任と「死ぬな」と約束した記憶が中学2年でいじめ・統合失調症発症・3ヶ月入院・別室登校という別の生き方を支えた。中3で別室登校仲間と過ごす中で「ここでできたことはどこでもできる」と先生に贈られた言葉が支えに。全日制高校に進学し単位の補修を繰り返しながらも卒業に向けて頑張ってきた。

なんか、多分私が別室で、ぬくぬくしてる間に、みんなは成長とかしてたんだなって思って、何かここでは置いてけぼりにされたくないなって思いました。

未来

大学で心理学を学び、その後大学院に進学して公認心理師か臨床心理士の資格を取得、カウンセリングの仕事に就くのが計画。サークルは音楽系か武道系で体力をつけたい。年を重ねて「イライラしないかわいいおばあちゃん」になり、家族に介護を任せず老人ホームで苦しまずに死にたい。約束屋さんは「こうこうこうなったら会ってください」型の遠い約束を結ぶ場として続けていきたい。

だからもう、想像力がないのかもしれないんですけど、今以上の人生を考えられないし、今以下の人生も考えることができなくて、なので今が一番好きで、この人生が一番好きで、幸せという感じですね。
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公開

聞き手:くじらぐも

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

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