無名人時計
ぐるぐる回っている人(過去02)

ぐるぐる回っている人(過去02)

事務 2024年
鎌倉にいたのは、私にとっては価値観を変える場所だったのかもしれません。

現在

連続インタビュー過去編の続きとして、34歳前後の西麻布マンション購入直後の『胸騒ぎ』即売却、その後リーマンショックを生き延びたエピソード、35〜36歳で鎌倉のへんてこりんな建築家作品を購入し、元起業家の不動産屋や元テレビ業界のcgパイオニアといった『東京では出会えないタイプ』の人々と関わった経験を語っている。鎌倉時代を『価値観を変える場所』『未知との遭遇』『自分自身という未知の存在に出会う旅の始まり』と位置づけ直し、現在の自分のあり方の原点として整理し直している。

過去

アメリカの大学院視察から戻って日本の大学院に進学を決め、東大の国際協力学系の修士課程に入る。修士論文で苦戦しながらも学位を取得し、外資系投資銀行の面接練習バイトで採用打診を受けるも辞退、27歳で半外資系の金融機関に入社。霞が関に出向し月200時間残業の中で『官僚仕事に意外と自分は向いている』と気づく。30歳で現在の会社に転職し、国内外の建設・発電所プロジェクトへのファイナンス業務を担当した。

頼れるものはやっぱり自分自身と金だよなっていう思いがより深くね、やっぱこれしかないって思っちゃったんですよ。

未来

過去編のため未来の明示は薄いが、続編で語られる『いばらの10年』として、鎌倉での生活がやがて手放しに至り、東京を転々とし三軒茶屋にたどり着くまでの軌跡が予告されている。直近の語りからは、自分の中の競争心や拝金主義、勝ち負けの思考を相対化し、出会った師匠的な存在や見えない世界とのコンタクトから学んだものを統合していく方向性が見える。次回以降のインタビューでスピリチュアル探求のド真ん中に行く展開が予告された。

そこからまたすごい、いばらの10年が次続くという感じなんですけどね。
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栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

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