自分がやりたいことにとことん向き合うっていうのを若いうちに経験してもらいたい人
前向きな気持ちっていうかね、自分から何かチャレンジしてくれるような学生を1人でも多く世の中に出し、送り出したいなっていう気持ちです。
いま
大阪の私立大学で准教授として工学系の教育・研究に携わり、来春に教授昇進と情報系学科への異動が決まっている。神奈川から単身赴任中。ミニ四駆AIの研究で査読論文を発表し、ギャンブル等依存症に関する行動推定の研究にも取り組む。学力低下が進む学生たちに前向きにチャレンジする姿勢を育てたいという思いで教壇に立っている。
これまで
北東北でいじめられっ子として育ち、大工の父は酒に酔うと暴力を振るった。高校進学校の理数科に入るも成績低迷し赤点も経験。高2で音楽音響の研究に魅せられ猛勉強して東京の大学に進学、夜間主コースから大学院へ進み人生最高の2年間を過ごした。卒業後は自動車メーカーに18年勤務し人間工学の先行開発に携わったが、39歳で後輩に昇進を追い越され将来に絶望、博士号取得と大学教員への転身を決意した。
逆にチャレンジしなかったら絶対一生後悔するか、その前に私は過労死してしまうだろうなっていう危機感の方が強かったので、なんの迷いもなかったですね。
これから
情報系学科に移りコンピュータを応用した研究に残りの研究人生を捧げる覚悟。ギャンブル等依存症の行動推定やエンターテイメントとしてのゲーム性の研究を展開し、楽しく遊べつつ社会問題にならない社会の実現に貢献したい。「この先生の研究室に入りたい」と志望してくる学生が現れることを人生の目標としている。68歳の定年まで研究を燃やし続けたい。
自分の好きな研究を周りから誰からも干渉されずに、毎日実験室篭って、好きな音楽聴きながら、コンピュータでモデル作ったり、プログラム書いたり、実際電子工作もして動かしてとか、論文書いたりとか、そういうのがずっとできてたら、もうそれで幸せかなとは思ってます。