無名人時計主宰の書斎
20代・双極性障害の専業VTuber 稼ぐほど配信が面白くなくなった

20代・双極性障害の専業VTuber 稼ぐほど配信が面白くなくなった

ねこもどき 20代・女・研究・専門 2026年
個人事業主双極性障害Vtuber障害者雇用VTuber
配信をしていない自分には価値がない。

現在

専業のVTuberとして雑談配信をしている。年金と配信収入で生活でき、最近は企業の仕事も増えた。ただ収入が出るようになってから配信が楽しくなくなり、「配信をしないと価値がない」と感じている。双極性障害のため配信回数を絞り、夜の配信も避けているが、実際は休めていない。VTuberであることを身近な人にも言えず、日常の大部分を話せない。散歩と、近所の人や動物との時間が今の楽しみ。

過去

虫やゲーム、お絵かきが好きな子どもだった。小学生の頃に家が災害の被害を受け、家族が行政対応に追われて家の中の笑顔が減った。中学・高校で学校に行けない時期があり、高校では初めて精神科を受診して入院、出席日数が足りず退学した。別の形で高校を卒業後、アルバイトや障害者雇用で働いたが続かなかった。知人に「現実でもゲームでも人に迷惑をかける」と言われて納得し、逃げるようにVTuberを仕事にした。

それ以降、「自分は迷惑だから社会に出ない方がいい」と普通に思うようになりました。

未来

このまま続ければ活動の規模は今より大きくなると見ている。最終的には「VTuberをしています」だけでなく、公的機関や企業から継続的に仕事をもらい、周りに説明しやすい仕事の形にしたい。昔の友人たちと集まるのも楽しみ。別の生活の基盤ができれば配信を辞めることも考えられる。辞めたら空白期間ができて途方に暮れるとも話す。

最終的には、「VTuberをしています」だけではなく、周りの人にも説明しやすい仕事の形にできたらいいなと思っています。
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公開

聞き手:栗林康弘

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長/パーソナルコーチ

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872本のインタビューを聞き、423本を編集。いまは自分を含む16人の制作メンバーで年間約400本のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500本以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(「聞いた」「編集した」は2026年6月30日、チームの本数は2026年8月1日時点)

栗林康弘のプロフィール →