無名人時計
約50年間、自己肯定感がゼロだった人

約50年間、自己肯定感がゼロだった人

有島緋ナ 50代・女・無職・主婦 2021年
昔の自分の基準でいうと、今、すごく不幸せなはずなんですけど、でも精神的には今が一番幸せです。

現在

53歳で現在無職の求職中。2018年にボイストレーナーの佐藤涼子先生から「歌えるんじゃない?」と言われ、専門医で声帯は正常と判明したことで、約50年ぶりに自己肯定感が芽生え始めている。月1~2回ひとりカラオケに通い地声の音域を広げている最中で、経済的には厳しいが精神的には今が人生で一番幸せだと感じている。

過去

関西の田舎で戦前生まれの厳しい親に育てられ、長女として常に選択権を奪われていた。高校時代に声帯の問題で歌うことを諦めてから30年以上、小学5年生の頃から自殺願望を抱えながら惰性で生きてきた。

要するに、声を出すことは、あなたはできませんっていう宣告だったんです。

未来

YouTubeでアカペラの「歌ってみた」を毎日上げられるようになりたい。自主制作小説の校閲など言葉に関わる仕事もしたい。いろんな人と対等に話せるようになり、健康寿命があるうちに楽しいことをしたいと考えている。

若い方にもし伝えられることがあるとしたら、この歳になってもそんなことがあるよっていうことを伝えたいです。
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公開

聞き手:qbc

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

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