無名人時計
言葉以前の感情を抽象画にする人

言葉以前の感情を抽象画にする人

ふわふわすふれ 20代・女・クリエイティブ 2024年
哲学休職美大西田幾多郎
やりたいことができてる、自分の人生のために生きてるっていう、すごい嬉しい、楽しい、高揚するような気持ち。

現在

退職後、無職で美大受験生。2024年2月の進学フェアで美大講師にポートフォリオを見せて「美大も目指せる」と言われたことから夢だった美大進学に方向転換。3月から月1回『善の研究』を味わって読む「食書会」を主催し、第1回後に「生まれて初めて生きてて良かった」と感じた。ハンドメイドアクセサリーをフリマや自宅前で販売、初対面の人を抽象画で描く活動、美術館ボランティアも経験。7月には原宿で「(ぴゅあ)>ぴゅあえくすぺりえんす〜知覚以上言葉未満展〜」個展を控える。寂しさから「おはよう」「おやすみ」のline公式アカウントも運営。

過去

東京で生まれ神奈川で育つが、12〜17歳の間は父の仕事でイギリス・ウィンブルドンに住んだ帰国子女。日本に帰ってきてから世間の「こうしなきゃいけない」「空気感」に強い抑圧と怒りを感じるようになった。お茶の水女子大学では美術史志望から哲学コースに転向し、西田幾多郎『善の研究』を「マイバイブル」とした。卒業後は専門知識が身に付く分野の販売職として1年半勤務。コロナ後遺症の咳で消耗してメンタルも崩し、2023年12月に退職・入院。精神科の催眠療法で「君たちはどう生きるか」の扉のイメージから川の世界が広がる体験を経て喘息が治った。

ちっちゃい頃の方が、帰国子女みたいな子でした。もう積極性。パワフル。エナジー。パッションの塊、みたいな感じ。

未来

アートで居場所を作りたい、人の居場所を作りたい、最終的には「宗教を作りたい」(よしもとばななの言う日常会話的な意味での宗教性/サードプレイス)と語る。世間にフィットできない感性を持つ人たちの居場所をアートで作り、自分に合った表現方法と出会える場所、読書会のアートバージョンとなる情緒的なつながりのあるコミュニティを実現したい。美大に受かってその目標を叶える環境と人脈を得たい。

アートで居場所を作りたい、人の居場所を作りたい。そして、ちょっと強めのパンチラインの言葉で言うと、最終的には宗教を作りたいみたいな。
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公開

聞き手:qbc

栗林康弘

このインタビューの監修

栗林康弘(qbc)

無名人インタビュー主宰/聞く学校 校長

2020年に無名人インタビューを始めました。自分で872人の話を聞き、423本を編集。いまは16人の制作メンバーとともに年間約400件のインタビューを行い、これまでにのべ132名が聞き手・編集として参加しています。公開した実例は1,500件以上。聞き方の体系として「平聴(フラットリスニング)」を提唱し、2026年に「聞く学校」を開きました。1978年生まれ。(2026年8月21日現在)

栗林康弘のプロフィール →